下川町にて2008 vol.2 大人と子供の関係


植樹祭の最中、ふと気づくと、
小学生に森のことを分かりやすく説明している方がいた。
なんだかその楽しそうな雰囲気につられて、私も後ろからこっそり覗き見。
今回植えたシラカバ・カツラ・ミズナラの苗の見分け方を教えてもらっている。
お話を聞くまでは、どれも同じような枝にしか見えなかったのが、全然違うのに気づいた。
「さすが、小学校の先生!教え方が上手だなー!!」と思って聞いていたら、下川町の職員の方でした。
キハダの木
小学生からの次々飛ぶ質問に答えながら、木の皮がまっ黄色の木の場所へ移動。
「クスリにもなる木で、キハダという木なんだよ」と説明をしながら、その黄色の部分をかじってごらんと小学生に渡している。
…私も試してみたい!
「私にもください」とお願いしちゃいました。
(この段階で『こっそり覗き見』ではなく、小学生と一緒に楽しんじゃっています)
胃薬になるキハダ。
かじると、ものすごーく苦いんです。
「苦いね」と子供と一緒に笑いあう。

新聞の取材を終えた社長にもお裾分け。お味はいかがですか?(笑)
木を植える作業をするときも、大人1人+子供2人がペアになって作業。
慣れないクワの使い方を教えてもらっている。

なんだか上手く書けないけれど、
大人と子供、その関係が素敵な町だな、と思ったのです。
この日、色々なことを教わった小学生たちは、胸に残ったものがきっとあるはずだし、
小さな頃の体験って、大人になってからふとした瞬間に活かされているのに気づくことがあると思うのです。
「ミミズがいた〜(涙)」と大騒ぎする小学生を見ながらそう思いました。
(私はミミズは余裕で触れちゃいます、軍手越しなら。千葉の田舎育ちなので、ふふん♪)


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