【暮らしのコラム】30分の早起き効果

みなさん、こんにちは。webスタッフの鈴木です。
少しずつ暖かくなってきたな〜と思うと、
夜の間に雪が降って、また雪景色に戻っていたりする札幌。
積もりたての真っ白な雪が、太陽の光に輝く景色を見ると、
寒くてもやっぱり雪は綺麗だな、と思います。

まだ誰も足跡をつけてない雪の上を、嬉しそうに走っていく娘の姿は、
寒さなんて感じさせないくらいに、軽やか。
それでも、積もった雪がすぐに溶けてしまうのは、
やはり春が近づいている証拠ですね。

春のことわざで「春眠暁を覚えず」とありますが、
春に限らず、私は子どもの頃から朝が苦手でした。
もう少し、もう少し…が気がつけば「やばい!」と飛び起きる時間に。
これは一生治らないのだな、とあきらめていたのですが、
最近、30分だけ早く起きる努力をしています。

きっかけは、娘と一緒に保育園へ行ってあげたいと思ったこと。
もともとは私の出勤時間が少し遅めだったこともあり、
家族そろって朝起きるのがのんびり目でした。
ところが、私の出勤時間が早くなってからというもの、
それに合わせて娘も早く起きるということがなかなかできず、
朝の保育園への送りは夫に任せていました。

「早く準備ができたら、一緒に行けるよ。」
といつも言って、娘に準備させるのですが、
なかなかそれが実現できず、半ばあきらめていました。
そんなある日のこと。娘としてはすごく頑張ったのに、
やっぱり一緒に行くことができず、
仕方なくマンションの前でバイバイしたのですが、
それがとてもショックだったらしく、
先生に心配されるくらいに、落ち込んで登園したと夫から聞かされました。

私は、娘のしょぼんとした姿を思い浮かべて、
これじゃいけない!と決心しました。
朝活が流行っていたりしますが、さすがにそれは無理。
じゃあ、30分だけでも早く起きてみよう。
そうして始めた30分だけの早起きを続けて、一ヶ月が経ちました。
すると、少しだけ変化が生まれたのです。

まず、最初の目的だった保育園に一緒に行くこと。
これがなんと実現できるようになったのです!
ずっと、娘の起きるのが遅いから一緒に行けないと思っていたのですが、
私の支度が終わっていれば、それだけ娘の支度を見てあげることができて、
いつもよりずっと早く準備が終わることに気づきました。

そして、少し余った時間でできることの一つが、
山盛りに積んである、洗いかごの中の洗った食器を片付けること。
小さなことですが、これが気持ちいい!
いつもは仕事から帰ってきて、まずこの食器を片付けていたのですが、
この時間が短縮されるだけでも、夕食の支度が早くできるので、
心に余裕が生まれるのです。

保育園まで行くときは、そのままいつも乗る駅の次の駅まで歩くので、
一駅分を歩くことになります。そのおかげか体重維持も順調、
ほかには夕方にしていた洗濯や、ご飯を炊く準備、
植木の水やりなどを、朝にすることができるようになりました。
30分の早起きから生まれる効果は、こんなにもあるのかと驚いています。

保育園までの道のりを、嬉しそうな娘と手をつないで歩く時間は、
私にとっても嬉しい時間で、元気を充電できる大切なひととき。
もっと早起きをしてお弁当を作っているお母さんたちに比べたら、
大したことないかもしれませんが、
まずは30分から始めて、少しずつ早く起きられるように、
鍛えていきたいと思います。


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