春のkata kata展
4月5日(水)-4月17日(月)
(4月11日(火)は定休日です)
会場 シエスタラボ(札幌市中央区南1条西12丁目4-182)
昔ながらの型染・注染の手法を用い、
オリジナルの染布を制作されている
松永武さんと高井知絵さんによるユニット・kata kataさん。
2年ぶりにシエスタラボにて個展を開催します!!
動物、植物、風景…おふたりの日々のくらしの中から感じ、
デザインされるモチーフは、活き活きとした力強さとあたたかさを感じます。
はじめてkata kataさんの作品に出会ったは2009年の夏。
まだシエスタラボがcholonさんだった頃、
「旅するもみじ市」という全国各地の作り手と、
北海道の作家が集うクラフトイベントが開催されました。
私も出展させていただいたのですが、
その時、すぐそばにブースを構えられていたのがkata kataさん。
真っ白な壁に、カラフルな手ぬぐいがたくさん掲げられ、
見ているだけで「わぁ!」と嬉しい気持ちになったのです。
ちょうど夏を前にした明るい日差しと世界観がぴったりでした。
普段、カラフルなものをセレクトすることはあまりない私ですが、
kata kataさんの作品は別。
ワクワク悩みながら1枚の手ぬぐいを選んだのを、とても印象的に覚えています。
kata kataさんの手ぬぐいは1枚ずつ、お2人によって染められています。
型紙をつくり、糊付けをして、そして染色していく。
その工程が、調布にあるショップ&工房で感じることができるのです。
展示は、雰囲気をお伝えしたくて、製作風景を映像でもご用意しています。
とても素敵な映像なので、ぜひご覧になってくださいね。
打ち合わせをするため、ショップへ伺ったとき
心惹かれたまるで絵のような布がかけられた壁の景色。
手ぬぐい以外にもkata kataさんは、オリジナルテキスタイルを制作されています。
展示では、この素敵な布をお好みのメートルでカット販売もします!!
前回の展示でも大人気だったテキスタイル。
テーブルクロスや、クッションカバーを作ると選んでくださった方が多く、
「お部屋の雰囲気がぐっと良くなった!」と、
みなさん笑顔でその後、教えて下さいました。
オリジナルテキスタイルを使ったお洋服もあり、2年前に在店してくださった武さんが履いていたオオカミ柄のパンツのかわいさに触発され、無地のお洋服ばかり選ぶ私にとっては挑戦に近いオオカミ柄のスカートを選びました。
これが大正解!履くとテンションがかなりアップし、とっても楽しい!!
展示最終日には、娘用に同じ柄の生地を購入し、パンツを作ってしまうほどの大のお気に入りに。親子の「お揃い」はちょっと気恥ずかしくセレクトしてこなかったのですが、そんな恥ずかしさを吹き飛ばすパワーが、kata kataさんの布にはあるのです。
文章を綴りつつ、私にとってkata kataさんの魅力とは、
「こういうものが好きなんだ」という思い込みを
軽々とひっくり返してくれることだなと改めて感じています。
1枚の布を手にしたとき、自分の中のどんな新しい「好き」の扉が開くか、
私自身も楽しみに展示がはじまるのを待っています。
4月8日は、kata kata・松永武さんも在店してくださいますので、
どうぞお立ち寄りください。
【関連ブログ】
・kata kata 型染めワークショップ「ねこを染めよう!」
・カラフルな作品が揃いました