こんばんは、ツケシバ(オット)です。
秋風も吹きはじめ、朝夕は肌寒く感じることも多くなってきました。気がつけば9月も後半ですね。
この季節になると様々なイベントが開催されるので、いつもとは違う場所で新しい出会いがあり、ワクワク楽しい機会が増えます。
そして、ようやく、8月中旬から着手した新工房の工事がほぼ終わりました。お店から中の様子を覗ける、念願の『見せる工房』です。
ただし、実際の稼働には、まだもう少し時間がかかります。いくつか設備を入れて、器具を整え、旧工房から必要なものを運び、薬事法の申請を経て、ようやく製品をつくれるようになるのです。何とか10月中の立ち上げを目指して、頑張っているところです。
この出来たての工房で、9月9日(火)に札幌スタイル10周年記念オープンファクトリーを開催いたしました。
私たちにとっては、新工房の初公開、そして、石鹸製作のワークショップも初めての企画でした。10名の方にご参加いただき、私たちもとても楽しい一日を過ごすことができました。
当日は、まずはご参加くださった皆様の自己紹介からスタートし、札幌スタイルのことや、Savon de Siestaの成り立ち、わたしたちの考えや製品づくりについてご紹介させていただきました。そして、皆様に白衣、帽子、マスク、上履きを着用してもらい、ドキドキの工房見学。
工房内では、ワークショップを実施。石鹸の型を準備し、石鹸に香りをつけるために各々精油をブレンドしてオリジナルの香りを選んでもらい、アズキや米ぬか等の石鹸の使い心地に特徴を持たせるオプションを選んでいただきました。更に、製造スタッフがいつもの手順で『けん化』反応を起こさせている様子を見学。
珈琲ブレイクでは、アトリエモリヒコさんの美味しい飲み物とケーキで歓談。リラックスした雰囲気の中で、いろいろなお話をして、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
後半は、再びみんなで工房へ。『けん化』が進んだ石鹸素地は10人分に小分けして、その中に、皆さんがそれぞれ考えて選んだオリジナル精油とオプションをブレンド、よくかき混ぜてから型に入れました。ここで、石鹸製作の仕込みは終了です。
このワークショップで作った石鹸は、10人それぞれが選んだ原料によって10人10色。米ぬかを入れた黄色っぽいものから、クレイ(粘土)を入れたピンク、アズキの粉末を入れた茶色まで、いろいろな色が並んでとても綺麗でした。
そのまま、仕掛製品はわたしたちが1カ月大切に工房内で熟成して、製品として完成します。
ワークショップの間、お店の窓からは白衣姿で作業する皆様の姿が良く見えました。まさに思い描いていたイメージ通り!これから工房が立ち上がると、毎日、お店から白衣姿で製品をつくっているスタッフの様子が良く見えるようになります。
今回のオープンファクトリー、初めてのことでしたが、私たちにとってもとても貴重な体験となりました。これからもより良い製品をつくって行けるよう、また、一日も早く工房を立ち上げられるよう、わたしたちもますますがんばろうと思いました。
ご参加いただきました皆様、札幌スタイルをはじめ諸関係者の皆様、本当にありがとうございました!
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●お知らせ●
Siesta Labo.では、昨日より企画展『玉木新雌 秋冬のショール展』がはじまりました。
兵庫県西脇市に伝わる伝統産業の播州織の技法を使って、ごくやわらかくふんわりと織上げられた色彩豊かな玉木新雌さんのショールは、これからの季節の外出を本当に楽しく演出してくれるものと思います。
今回は、ウール70%・コットン30%の秋冬仕様。空気をふくみながら巻くことができるので、ボリュームもあたたかさも兼ね備えた、肌触りの気持ち良い、雪の季節でも快適なショールです。
新しい取り組みとして、パーソナルカラーアナリストの村田いずみさんに在店をお願いしました。下記のお時間の中で無料で診断してくださいます。誰かと一緒に、似合う色を探す、というのもとても楽しいですよ。
村田いずみさん 在店時間
17日 12時〜14時
20日、21日 12時〜15時
『玉木新雌 秋冬のショール展』は、9/17-9/22の会期で開催します。みなさんのご来店、お待ちしております。