5月17日（土）、19年目となる下川町での植樹に参加してまいりました。
今年は、SAVON de SIESTAの20周年を記念して、5月中のオリジナル商品の売上の1％を例年の寄付額に加算して、追加で寄付させていただく『1% for Hokkaido Forest』という取り組みをさせていただいています。
5月は残すところあと2日となります。もしよろしければ、みなさまも森林づくりにちょっとだけご協力いただければ嬉しく思います。
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今日のブログは、先日、わたしが参加してきた植樹の様子をご紹介させていただきます。
ところで、下川町には行かれたことはありますか？
循環型森林経営を確立して、毎年、伐採した分だけ新しく植樹をすることで、森林の資源量を一定に保つ取り組みをしている下川町は、札幌から北東に約200㎞。車で行くと、札幌からはだいたい4時間ほどかかる場所にあります。
東京23区ほどの面積の町の約90％が森林という、緑ゆたかな、森林とともに暮らす町です。人口約3,000人ながら、全国各地からたくさんの魅力的な移住者集まる、とっても魅力的な町だと思います。私も大好きです。
今年の植樹に参加したのは、chiemokuさんのお声がけで集まった約25人。
SAVON de SIESTAのお取引先の某社のご担当者様は、昨年に引き続き四国からご参加くださいました。
植樹をするのは、60年経った樹を伐採した跡地（写真の奥に見えるのが、伐採した樹々の丸太です）。
植樹には、伝統的な鍬の外に、4種類くらいの様々な道具が選べます。
上から見下ろす景色は、昨年植樹したまだ野原のような開けたところや、13年前に植樹して木々が既に10メートル以上の高さに生育しているところまで、広く見渡すことができます。
今年もしっかり植樹させていただきました。
正確に数えていませんが、19年間で15回ほどはご参加させていただいていると思います。なので、もうすっかり慣れています。笑。
下川町では、だいたい1年間で約5万本を植樹しているそうです。
わたしたちは、今年、24人で200本を植えさせていただきました。全体からするとほんのわずかですが、なかなかの重労働でした。
ちょっとわかりにくいですが、植えたばかりの苗です。
樹木は、一度植えられると、60年ほどの一生を通じて、ずっとその場所から移動することはできません。なので、心を込めて丁寧に、植えさせていただきます。
60年後というと、わたしは111歳になったときですね…
その時まで健やかに元気でいられたら良いな、という願いを込めさせていただきました。そして、次世代の子供たちのために、この苗が健やかに大きく育つことを心より祈っています。
こちらは、昨年植樹をした時の写真です。
昨年は、緑の葉っぱが伸びていましたが、コンディションとしてはまだ緑の葉が出る前の苗を植える方が、より定着しやすいのだそうです。
昨年植樹した場所は、こちらで、写真だと分かりにくいと思いますが、苗は50～60㎝に伸びていました。
植えた苗は、数年間は、まずしっかりと根を地中に這わせるのであまり地上では成長しません。しっかり根が地中に伸びると、その後、地上の幹戸枝がすくすくと伸びはじめます。それには、とても長い年月がかかるのです。
トラックの奥にあるのが、11年前に植樹をした場所です。
ここまで成長すると、もう立派な森林に見えますね。ここから更に19年後（植樹をしてから30年後）、間伐をして、残った樹々を更に大きく育てます。
間伐した樹々の枝葉から、わたしたちの製品に使わせていただいている、香り成分（精油）や方向蒸留流水が採れるのです。
そうして出来上がったのが、SAVON de SIESTAの製品（森林シリーズ）です。
下川町の原料を使ったSAVON de SIESTAの森林シリーズの商品は、わたしたちが今回のように植樹している『トドマツの葉』から採れた精油や下川町の『白樺の葉』から採れる芳香蒸留水を使った製品で、ご利用いただくと、このゆたかな下川町の森林の恵みをの楽しんでいただけます。
話は変わりますが…
植樹の後の楽しみは、毎年恒例の懇親会です。
宿泊される方や、地元の方も加わって、おいしい食事とお酒（私はノンアルコールですが）で楽しく語り合います。
下川町にはとても個性的で面白い人たちが集まっています。
今回お友だちになったのは、元小学校の先生で、モンゴルで教員をしてから下川町に移住して、手づくりのロッジを一棟貸しにした宿泊業をされている方や、移住コーディネーターでYoutube番組を持たれている方。
ものすごく面白い方に出会ってしまい、ますます下川町が好きになりました。
そして、下川町の田村町長には、SAVON de SIESTAから森林づくりのための寄付をさせていただきました（今年は手渡しできず、chiemokuさんに代理でお渡しいただきました）。
冒頭でもご紹介させていただきました通り、今年は、SAVON de SIESTAの20周年を記念して、5月中のオリジナル商品の売上の1％を例年の寄付額に加算して、追加で寄付させていただく『1% for Hokkaido Forest』という取り組みをさせていただいています。
5月は残りわずかですが、よろしければ、みなさまも森林づくりにちょっとだけご協力いただければ嬉しく思います。
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