指の先程の小さな金属活字。
これを使って印刷をするのが、活版印刷という方法。
印刷された紙をさわると、わずかに凹凸が感じられるのです。
私はこの印刷が大好きで、札幌で唯一いまも活版印刷を続ける
日章堂印房さんのワークショップに出たり(過去の日記に飛びます)、
名刺を作ってもらったり、と愛用中。
でも、そんな手法もコストやコストや手間の問題で、
国内の工場が次々に閉鎖されていっているそう。
Siesta Labo.の入るSpace1-15のお仲間、201号室のCONTEXT分室さんで
先週からはじまった『活版を巡る冒険展』は、いろんな分野のスペシャリストが、
活版印刷の新しい魅力に挑戦するという試み!
早速行ってきました。
小さな世界に繰り広げられる、6名の作家の作品。
活版印刷で、こんなに表現の幅が広がるなんて…とただ、ただびっくり。
そして本当に面白い展示でした。
(↑坂崎さんの活版の版です)
スイカのペンギンでおなじみの、坂崎千春さんの「よいペンギン わるいペンギン」。
学生時代から、坂崎さんの大ファンで、作品を見ることが出来て本当に嬉しかったのです。
くすくすっと笑いたくなる、素敵な作品でした。
『活版を巡る冒険展』は、8/1まで。
Space1-15にいらした際は、ぜひ行ってみてください!!
本当におススメです!
*** 活版を巡る冒険展 ***
日時:7月29日(木)~8月1日(日) 11時~6時
場所:CONTEXT分室
札幌市中央区南1条西15丁目1-319 シャトールレーヴ201号室
展示を見た後、訪れた幌見峠。
こちらの景色も素晴らしかったのです。