アトリエマニスさんのお洋服と一緒にお店に並ぶのは、クロマニヨンさんの「クロマー」。
クロマーは、カンボジアの人々が日々の暮らしの中で使っている万能スカーフです。
主な素材はコットンの手織り布。
3月の終わりに、クロマニヨンの中村夏実さんが東京からお越しくださり、
たくさんのクロマーを見せて頂きました。
チェックやストライプのきれいな色味のモノから、
植物で染められたシックなモノまで。
わたしは自他共に認める「巻きもの好き」。
「素敵っ!」と声をあげて、見せて頂きました。
クルクルっと首に巻くと気持ちの良いコットンの風合い。
北海道だったら春・夏・秋の3シーズン、おしゃれのアイテムとして活躍しそうです。
中村さんのお話しを伺って、クロマーっていいな、と思ったのは。
カンボジアの人々がどんな風に暮らしの中で使っているのか、というお話し。
大きめのクロマーは、赤ちゃんをやさしく包むゆりかごの代わりになったり、
お父さんが水筒とお弁当を入れて首から掛けていったり、
(↑その使い方が結構衝撃的なので、ぜひ中村さんに聞いてみてください)、
スカートの代わりに使ったり。
こんなに綺麗な布なのに「暮らしの布」なんだな、と。
「まったく同じ布はないのよ」と教えて下さった中村さん。
織り手は、カンボジアの女性たち。
「楽しく織ってもらえるように、そのときの気持ちも大事にしているの」と。
機械で大量に織られる布にはない、温かみをふと感じました。
木曜日からは、たくさんのクロマーがお店に並びます。
クロマニヨンの中村さんも5/19-5/21と在店してくださいます。
巻き方も、レクチャーしてくださるそうなので、教えてもらってくださいね。
ちなみに…3月にお買い物をさせていただいたクロマー。
使い心地を気に入った夫のものとなってしまいました(苦笑)
男性の方も使って頂けるユニセックスなデザインがあるのもクロマニヨンさんの魅力なのです。
初夏のクロマニス展
5/19-5/22 13:00-18:00
(日曜日もオープンいたします)