「これからのシエスタが進む新しい1歩。
大切なお知らせをさせていただきます。」

このように、ブログに書かせていただいてから、はや1カ月。
予定よりも少し遅くなってしまったのですが、皆様に正式にお知らせさせていただきます。
Siesta Labo.が5周年を迎える来年の2月、次の新しい1歩を踏み出すことを決めました。

Savon de Siestaの石鹸をつくりはじめて8年あまり。
最初は、2006年にオープンしたウェブショップを中心とした販売だったのが、いつしか全国のお店で展示会を開催させていただくようになりました。そして、2009年の1月には、お客様と直接お話しできる場所をつくりたいという想いから、今のSiesta Labo.をはじめました。

このお店は、石鹸に限らず「暮らしにまつわるもの」をテーマに、
石鹸だけでなく、クラフトからおいしいものまで、色々な作り手の作品をご紹介してきました。

2010年には、同じビルの中に石鹸を作る工房も構え、
お店のすぐ近くで思い描いた商品をどんどん作れるようになり、本当に楽しかったこの数年。

最初はぽつんとSiesta Labo.のたった1件しか店舗がなかったspace1-15も、今では19店舗が入居する大所帯に。
どんどんにぎやかになり、仲間が増えていくことが、本当に心強くて、大好きな場所になりました。

一方で、この何年かで新たな夢も育まれました。
いつかやりたいと思っていたのは、石鹸を作っている様子をご覧いただきながら、お客様に石鹸を選んでもらうこと。

「こんな風に作っているんだー」、「今はなにを作っているの？」
そんな会話をしながら、Savon de Siestaの石鹸をより身近に感じていただけたら…
そう想い描いていました。

次の一歩は、この夢の実現です。

お店が移転する先は、1月で閉店されることが決まっているcholonさんの場所です。
電車通りに面した、ちょっぴりレトロで曲面ガラスに囲まれた温室のようなたたずまいの建物。その中には、アトリエモリヒコさんで美味しいコーヒーと楽しい会話を楽しむ人々の笑顔。そのお隣のcholonさんのお洋服や雑貨がつくりだす素敵な空間。そして、いつも、ゆったりとした心地よい時間が流れています。私が本当に大好きな場所の一つです。

cholonさんは、私たちにとってとても特別な場所です。
全国で石鹸の展示会をしていた2008年の最後の企画展が札幌のcholonさんでした。
札幌でははじめての展示会で、とっても緊張しながらスタートしたのを覚えています。
毎日たくさんの方が足を運んでくださり、嬉しかった1週間。
もしかすると、Siesta Labo.が『スタート』したのは、あの瞬間だったかもしれません。

「あの場所ならもっと頑張れるかも…」
cholonさんの閉店を知ったとき、背中をポンっと押してもらったような自然な気持ちで、移転をすることを決めました。

内装のことや、お店に新しく並べる商品のことなど、2月のオープンに向け、急ピッチで準備を進めています。
お隣のアトリエモリヒコさんと一緒に、cholonさんのつくりだしていた素敵な空間と時の流れを引き継いで、あたらしいSiesta Labo.をつくっていきたいと思っています。

オープンまでのことなど、時々シエスタ通信でお知らせをしていけたらと思っています。
どうぞこれからもSavon de Sietsa & Siesta Labo.をよろしくお願いいたします。

＜移転先情報＞

今のSiesta Labo.があるspace1-15から徒歩5分。
大通公園の西端の1ブロック南側、路面電車がのんびり走る電車通りに南側が面した白い建物（ASビル）の1Fにある、現在のcholonさんの場所です。

【住所】札幌市中央区南１条西12丁目ASビル1階
【期日】2014年2月22日（土）
【営業】11：00～19：00（予定）※
【定休】火曜日※

※移転後のお店は営業日、営業時間も変わる予定です。今のSiesta Labo.の最終営業日は2014年2月15日（土）となる予定です。