こんばんは、ツケシバ(オット)です。
先週の土曜日、space1-15でのSiesta Labo.の営業が終了いたしました。5年間、ありがとうございました。
残念ながら、私も妻も新店舗の工事が大詰めだったため、終日お店にいることはできなかったのですが、最終日はたくさんの方に足をお運びいただきましたこと、心から感謝申し上げます。本当に皆様、ありがとうございました。
夜はspace1-15の皆様が和気あいあいの打ち上げをしてくださり、とても楽しい思い出ができました。うちの娘も参加して、(恐らく、全く意味は分かっていなかったと思いますが)楽しい雰囲気にすっかり酔って、最高に上機嫌でした。その結果、最後は変なメガネをかけて変装姿まで披露する有様(かくし芸?笑)。
たくさんの思い出が詰まった場所を後にするのは、とても名残惜しい気持ちもありますが、今週から、いよいよ新店舗がスタートいたします。
2月から始まった工事、この2週間でだいぶ進みました。
まずは、養生をして水道やガスの工事、そして、大工さんが棚什器や引き出し、工房となる部屋との仕切りと扉を作ってくれました。
そして、塗装。
店内のほとんどは基本となる白。製造室の中の様子が見えるように大きな窓を切った壁は薄いブルーグレー。お客様との対話の場ともなる洗面台の壁はやわらかな淡いグリーン。更に、アクセントに青。この色は、もともと予定には無かったのですが、ちょこっと遊び心とシャープな印象を出したくて、急遽、入れることになりました。
更に、デザインしてくれているT先生がどうしても、ということで探してきてくれたのが座面が紺の美容室の椅子。これを、洗面台の前に置いて、石鹸を試していただく際にはゆったり座っていただけるようにしたいと考えています。
恐らくこのお店の顔となるであろう、アトリエモリヒコさんとの境の壁には大きな鏡を設置。
知る人ぞ知る、裏参道の名店だった洋食屋「港亭」の大きな鏡。私は残念ながらその店を知らなかったのですが、この写真をFBに出したところ、「懐かしい!」という声が多数寄せられました。
そんなわけで、この文字を残しておいた方が良いのでは?という意見も少なからずあったのですが、これは消してしまう予定です。この大きな鏡にまつわる思い出だけ、使わせていただくことといたします。
この鏡は角度をつけて壁に設置していて、古いため少し歪んでいるので、ここに映し出された店内の様子はまるで異空間。かつての名店「港亭」があった時代の空気を映しているような、そんな気持ちにしてくれるのです。この鏡には、また、ここで新たな時代を見届けてもらいたいと思っています。
大掛かりな工事と床の塗装は先週でだいたい終わり、後は、鏡やガラス、照明をつけて、細かな細工や装飾を残すのみとなりました。
今週からはスタッフ総出でオープン準備をはじめました。
オープンは2月22日(土)の11時からとなります。
あと5日、もうしばらくお待ちください。