こんにちは。
お店スタッフ・柚原です。
札幌ではライラック祭りがはじまりましたね。
通勤で大通公園の西端を歩いていると、
ふわっとあの甘い香りにつつまれて、和まされています。
山も緑の木々でおおわれ、
今月の限定石鹸のパッケージのようなすがすがしい季節です。
このホワイトバーチとハーブの石鹸には白樺樹液が使われていますが…
みなさんは、白樺樹液を目にしたり、のんだりしたことがありますか!?
わたしは2ヶ月ほど前に、はじめて樹液の採取を体験しました。
あれはまだあちこちに雪が残るころ、かんじきを履き森歩きをした日のこと。
白樺の幹に1,2センチほどの穴をあけ、差し込んだ管から、
ひとしずくまたひとしずくと流れ出てくる樹液。
見た目はまるでお水のよう。口に含むとほんのりと甘く、まろやか。
生きているものからいただいている感覚がつよく、
とてもありがたい気持ちが広がりました。
春のめぐみをおすそ分けしてもらったあとは、木片で栓をします。
これで大丈夫。
白樺の木はちゃんと芽吹き、生きていけます。
白樺の生命力にふれる、貴重な時間でした。
ホワイトバーチとハーブの石鹸を通して、
みなさまにも森の風が届きますように。