こんにちは。カワグチです。
今月ご紹介している「ヤギのミルク石鹸」。
今日は製造のいろいろをご紹介させていただきます~
さっそくですが、シエスタの「ヤギのミルク石鹸」。
使っているのは牛乳のような液体?と思っていませんか???
実は違うのです。
ヤギのミルクは粉末のミルクを使用しています。
作り方は・・・
粉末のミルクを精製水で溶かし、濾し器で濾し、素早く入れる。
まずはこの3ステップ。
デリケートな石鹸なので、粉末を入れた後も気をつけなければいけないことがたくさん。
ヤギのミルク石鹸は他の定番石鹸と比べると固まりだすのがとても早いので、温度をいつも以上に気にしながら作らないとダメなのだそうです。
型に入れる時もトレース(※)がつく直前を見極めて型に入れないとダメ。
(※ヘラで石鹸素地をたらして跡がつくくらいの状態のこと。)
型に入れた後もやることがたくさん。
石鹸たちを並べる時も熱放出があるので離して並べるとか、寒い日はキャップをかけて冷えないようにしてあげるとか。
このキャップ、皆さん見たことありませんか?
美容室で見たような・・・??
型に入れた翌日にはカットして、スタンプを押す。
あっという間に固くなってしまう石鹸なので、この工程が1日でも遅れると固くてスタンプが押せない・・・
改めて製造工程を確認すると、とっても手がかかる石鹸なのでした(笑)
製造スタッフ曰く、「赤ちゃんを育てるかのように大事に大事に作っています」とのことでした。
オンラインショップと店頭では残り数個になってしまった「ヤギのミルク石鹸」ですが、
トレイの中で次に出来上がるのをじっくり待っています~
来週はお客様やスタッフの感想をご案内させていただきます~
定番石鹸ブログ「ヤギのミルク石鹸」
vol.1「ヤギのミルク石鹸のご紹介」