【暮らしのコラム】おとなの歩くスキー

こんにちは。お店スタッフゆはらです。
去年はじめて体験してからすっかりトリコのスノーシュー!
年末年始に十勝へ帰省した時も持っていき、雪原をかけめぐってきました!
一方、同じく去年初体験した歩くスキーは、あまりうまくできず、なんだか苦手意識を持ったままでした。。

全然気乗りしなかったのですが、夫と休日が重なったある日、歩くスキーに誘われちゃったので、人生2回目のチャレンジをしてきました。

はじめはやっぱりうまくいかず。
挑戦したクラシカルコースというのは、みんなが滑り固めたレールのようなコースになっているのですが、その道をはみ出してあらぬ方向へ行ってしまったり、レールの段差に足を取られたり。
滑らかにすべるように進めず、ふつうにコース脇を、靴でお散歩している人に追い越される始末。
お金払ってなにむだなことしてるんだ。。

「私はやっぱり敷かれたレールには乗れない人間なんだ。はみ出し者だから。」
「いや、敷かれたレールから抜け出すのは、簡単なことじゃないんだ。」
「そうかぁ、世の中は許してくれないか・・・。」
とか大人の会話をしているうち、
あれ?もうここまで来た?
あら?スムーズに足を運べてるかも!
無意識になって、素直にレールに身を委ねるとこんなにもラクに進めるなんて!
生き方もこうなりたいものだ!

なんだか、いろんなコツがわかったようで、あれやこれやで、6キロも歩くスキーを堪能。
帰る頃には、全身に血がめぐり、心も体もスッキリ。
いやーうまくなった、うまくなった〜とご満悦で公園を後にしました。

でも、人生はそう甘くはないんだなと、翌日思い知らされたのです。
…内股のスジがいたい!!
普段でたらめに歩いている私。
ひたすらまっすぐなレールに乗るのには、やはりそれなりに自分を矯正しなければならないということを知りました。
「敷かれたレールの上を歩む」の酸いも甘いも疑似体験をした(ような気になった)真冬の休日なのでした。。

やはり私には、思うがままに歩けるスノーシューの方が合ってるのかしら。


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