こんにちは。
お店スタッフの吉田です。
今年の札幌は、本当に雪が多くてびっくりですね。
昨夜の私の車は、ワイパーだけがカタツムリの目の様にのぞき、無残にも完全に雪に埋もれていました!
2月も後半に入り、もうあと少しの辛抱でしょうか。春が待ち遠しいです。
直営店シエスタラボ で開催中の「muku春夏展」、2週目が始まりました。
今回の企画展では、リトアニアのフードも扱っています。
まずは…チョコレート好き、スイーツ好きな方必見!!
リトアニアのチョコレートブランド「NAIVE」から美味しいチョコレートがたくさん届きました。チョコレートが大好きな私は、毎シーズンmukuの展示でNAIVEをご紹介が出来る事をとても嬉しく感じています。
リトアニアの小さな町にあるチョコレートブランド「NAIVE」は、ビーントゥバー(※)のチョコレート専門店です。
(※)カカオ豆からチョコレートになるまでの全行程を一貫して行う製作方法の事。
日本では食べた事のない様な珍しいフレーバーがたくさんあるので、わくわくします。
黒土の約98%が農地と森林のリトアニア。人々の暮らしには「森」の存在が欠かせません。
春にはタイムやマジョラムなどのハーブを摘み、夏はブルーベリーやラズベリーなどを摘んでジャムやソースにする。秋はキノコ狩りのシーズン。森のあちこちにポルチーニなどの様々なキノコが自生しているので、白樺の木で編まれたカゴを持って出かけます。
ナイーブのチョコレートに使う材料は、世界最高のカカオを厳選して使用しているのは勿論、きのこやハーブ、野生の実など、リトアニアの食材や文化を生かし、豊かな大地の恵みを1枚のチョコレートに込められているのが、最大の魅力ではないかと思います。
今回届いたチョコレートの中から、おススメをご紹介したいと思います。
○ブラックサウナ
2022年限定のブラックサウナ!
リトアニアの伝統的なサウナ文化をチョコで表現しています。
「チョコでサウナを表現とはどういう事?」と思いますよね。
針葉樹林の森の中に、スモークサウナ小屋が点在するリトアニア。サウナ小屋で特別に燻製仕上げをしてもらったカカオを使用しているのが由来だそう。封を開けたら香りを感じてみて下さい。思わず深呼吸したくなる様なウッディな香りに、リトアニアの深い森の光景が目に浮かぶ様。
見た目は、白樺の炭が含まれているので、真っ黒で苦そうですが…
口に含むと、これまでに食べた事のない、スモーキーな味わいです。その後、チョコの甘味を感じ後味は苦味が残ります。(苦味はモミの風味でしょうか…)
コーヒーは勿論、ウィスキーやワインとも相性が良いのではないかと思います。ミントやカモミールなどのハーブティーと合わせても美味しいですよ!
○ダブルバー
パッケージから斬新な2枚セットのチョコレート。
大きな箱にはライ麦パンがトッピングされた、蜂蜜とタイムのダークミルクチョコレートが入っています。サクサクとしたパンの歯ごたえと、まろやかなチョコにタイムのスパイシーな後味を楽しめます。
小さい箱は、ベリーがふんだんに使われたホワイトチョコレート。ホワイトチョコなのに色がオレンジなんです。これは、サジーというビタミンたっぷりのオレンジ色の実が入っているのから。
リトアニアでは野生のサジーが夏の終わりにあちこちで見られるのだそう。見た目は金柑の様です。クリーミーなコクのあるホワイトチョコに、サジーの酸っぱさが合わさって絶妙なハーモニー。
この二枚を食べ合わせしてみても面白いかもしれません。ベリーのジャムと蜂蜜を乗せたパンを食べながらタイムのお茶を飲む、リトアニアのお茶時間のような食体験になるかと思います。
○ラフグラウンド
私が個人的にお気に入りなのが、ラフグラウンド。
カカオ75%のハイカカオチョコに、粒子の大きい砂糖を練り込んだチョコレートです。食感がシャリシャリしているのがクセになります!
封を開けると香ばしいナッツの香りがストレートに伝わり、「おっ!これはガツンとくる感じか?」とちょっと身構えるのですが、食べてみるとハイカカオとは思えない美味しさです。ベースはかなりビターなチョコですが、ほのかな甘さのクリスタルシュガーとのバランスがたまりません。
この他にも、ポルチーニやほおずき、ケフィアを使ったチョコや、コーヒーの風味をしっかりと感じて頂けるチョコなど、ちょっとづつ食べ比べをしてみたくなる様なラインナップが勢揃いです!パッケージも含めて1つのプロダクトと考えているNAIVE。パッケージデザインから、フレーバーを想像しながら楽しんでみるのも面白いと思います。ぜひご賞味下さい♡
次にご紹介したいのが、my cup of teaのハーブティーです。
my cup of teaとは、リトアニアにルーツを持つロンドンのお茶の専門店です。世界各地からハーブを厳選し、伝統的な製法を受け継ぎながらも、新しい味わいのハーブティーを提案しています。
ハーブの収穫具合や出来によってブレンドを調合を微調整しているので、そのシーズンによっても少し風味が違うかもしれませんね。手作業でハーブを調合しているので少量生産ですが、ハーブの繊細な味わいと香りが引き立つ常にフレッシュなお茶を楽しんでいただけます。
今回店頭に並んでいるハーブティーは全部で8種類。ハーブティーそれぞれに効能があるので、それを見ながら選ぶのも良いかと思います。
〇SETTING=整える(フェンネル&グリーンルイボス)
ルイボスには喘息などのアレルギーなどに効果があり、フェンネルには浄化機能を助けます。
〇PURIFYING=浄化する(タイム&マジョラム)
マジョラムと、タイム・ミントのパワフルな香りが、身分をリフレッシュさせてくれます。深みのある瑞々しい香りと、すっきとした味わいが特徴です。
〇WARMING=温め(ハーバルチャイ)
スパイスの香りがカカオ豆の甘い香りとレモンバームがベースになっています。
●NIGHT TIME=夜の時間(カモミール&ラベンダー)
身体にすっと染み込む豊かな香りと、カモミールの自然な甘さは心と身体を落ち着かせ、安眠を誘います。炎症を抑える効果のある、サマージャスミンと芍薬もブレンド
〇CLEANSING=洗う(ネトル&ミント)
ふわっとした草の香りのするネトルは鉄分、ビタミンA・Eが豊富で貧血の症状に効果的。深みのあるワイルドミントと、甘みのあるネトルとのブレンドは、消化を助ける効果もあり、夕食後の1杯としても好まれます。
〇REFRESHING=元気づける(ローズ&カルダモン)
ペルシャローズには、鎮静効果があり気分をリラックスさせ、腸の働きもと整える効果があります。ローズの花をひとつひとつ手でほぐし、やさしい甘さを引き出しています。カルダモンやミント、グリーンルイボスもブレンドされているので、甘さの中にスパイシーさも感じて頂けます。
●SOOTHING=落ち着かせる(オレンジブロッサム&バーベナ)
レモンバーベナとライムブロッサムに、オレンジブロッサムをブレンド。自然な甘みと華やかな香り、スッキリとした味わいが特徴です。お風呂上りに冷やして飲んで頂くのもおススメ。
〇INVIGORATING=活性化する(柚子&レモンマートル)
レモンマートルに、柚子の皮とライムブロッサム、ルイボスをブレンド。爽やかな香りとすっきりとした後味が特徴です。レモンマートルには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
※モスリン(ティーパック)とルース(茶葉)があります。今回は、〇がモスリン、●がルースタイプで届いています。
モスリンは、ひとつひとつ小さなガーゼでハーブを手包みしています。
ガーゼは医療用としても使われている、無漂白の生地です。ガーゼを糸で巻き上げ、ころんとした形に仕上げるモスリンは、抽出されるお茶の味わいが優しく、香りも豊か。金具やプラスチックを一切使っていないので、安心してお飲み頂けます。
私のおススメは「カモミール&ラベンダー」。
ルースタイプなので、紫やピンク、黄色といったハーブの色合いも楽しんで頂けます。そして、何と言っても香りがたまらなく好きです。ポプリとしてお部屋の芳香に使いたい位、芍薬やラベンダー、ジャスミン、カモミールの甘く優しい香りが漂います。
食後には、いつもお茶を淹れて一息つくのが至福の時間ですが、コーヒー好きなのでついつい夜にカフェインを取ってしまう事も。そうすると、当たり前ですがなかなか眠れなくなってしまうのですよね。
最近ハーブティーを飲む様にしたら、びっくりする位の睡魔に襲われる様になったんです。おかげでしっかり熟睡出来、翌朝の目覚めも良くなりました。眠りが浅いなと感じる方や、寝つきが良くないという方にはぜひお試し頂きたいです。ハチミツを入れたり、ミルクを加えてもホッとする甘さでとっても美味しいですよ!
遠く離れたリトアニアを、ぐっと近くに感じる事の出来るチョコレートとハーブティー。まだ海外旅行にはしばらく行けなさそうですが、世界を旅する様に、その土地の文化や風土を食から感じてみませんか?
インスタライブで、色々なチョコレートを実際に試食しながらご紹介しました。私たちの表情からその美味しさが伝わるのでは…!と思います。
おうち時間をゆったりリラックスして過ごすアイテムになると嬉しいです。
muku春夏コレクションオーダー会は、2月27日(日)まで開催中です。
季節を感じる毎月の愉しみに、お誕生月のワクワクをプラスした「ツキイチおとどけ便」と、
1年間のシンプルスキンケアで素肌から美しくなれる「おとな素肌便」、お申し込みは2/28まで!