一杯の珈琲のための贅沢な時間

こんにちは、ツケシバ(オット)です。
2週間後にせまる森のカフェフェス。今年は、スタンプラリーが用意されています。それではと、先日、久しぶりに森彦の本店に足を運びました。
雨上がりの土曜日の午後、蔦の葉越しに外の景色の見える、 2階のテーブル席に一人腰掛けると、「18年前のあなたへ」手紙を書きませんか?という案内が目に止まりました。
そうか、森彦は今年で18周年なのですね。私が初めて来たのは、多分、16年前かな?まだ若かりし学生の頃、古民家を改装した素敵なカフェがあるという噂を聞いて、文庫本を片手に何度か通ったのを思い出しました。千葉から札幌に来て大学に入って3年目、そろそろ漠然と将来のことを考えはじめていた時期でした。ただ、こんなに長くこっちにいるとは思わなかったなぁ… 
そう言えば、その頃から、いつも座るのは2階席。常に、外の見える側に座っています。
注文してしばらくすると、珈琲豆が計量されるザクッという軽やかな音。そして、お湯が沸き立ち、豆を挽く音がして、芳醇な珈琲の香りがたちこめる。その微かな気配ひとつひとつを楽しみながら、一杯の珈琲が運ばれてくるのを待つ時間が好きなのです。ときには15分少々、ときどき30分あまり、長過ぎもせず短すぎもしない沈黙の後、やがて、軋む階段を丁寧に踏みしめるお店のスタッフさんによって、ゆっくりと淹れたての一杯の珈琲が運ばれてきます。なんとも期待に満ちた贅沢な時間。

この数年ずいぶん忙しくしていたな、と改めて振り返りつつ、学生時代のゆったりした時の流れを思い出していました。過去の自分に手紙を書くとしたら何を伝えようか?そんなことを考えながら、ドリップで丁寧に落とされた美味しいアイスコーヒーをいただく至福のひととき。
Siesta Labo.の隣のアトリエモリヒコも良いけど、やっぱり森彦は良いなぁ、また来たいなあと思いながら、森のカフェフェスのスタンプラリーのひとつ目のスタンプを押してもらいました。
残りのスタンプはあとみっつ。会場に行くまでにあと2件、そして、会場で最後の1件、どこにしようか考えるのも楽しみです。笑。
Savon de Siestaでは、当日のために、2010年につくった限定石鹸「森のしずく」を準備中です。詳しくは公式サイトでのご紹介をご覧ください。
【マルシェ出展者紹介】Siesta Labo.
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(これからの予定)

6/18〜6/23 nuriキャンドル展
夏至にあわせて、素敵な展示会を。京都で製作をされているキャンドル作家・nuriさんの個展を開きます。シエスタラボオープン当初に、京都展を開催したことがあり、その時もお店に作品を並べていただきました。いつかnuriさんの個展をできたら…という願いがかなった今年。時には電気を消して、キャンドルの灯りでゆっくりしてみませんか?ワークショップもご予約受付中です
140510-mori.jpg 6/28 第3回森のカフェフェス2014 in ニセコ
ニセコで開催される音楽とカフェ、そしてモノづくりの祭典「森のカフェフェス」。今年も参加させていただきます。チケットは直営店Siesta Labo.でも販売しています。オンラインショップでも好評発売予定です
140510-ticomoon.jpg 6/29 tico moonライブ @ Siesta Labo.
移転後、はじめてのライブイベントは、ticomoonさんをお呼びして。ハーブとギターの音楽に耳を傾けてみませんか? お申し込みは店頭、電話、専用ページにて。

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