【ファンド】何故、クラウドファンドを使っているか?

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こんにちは、ツケシバ(オット)です。

2月16日18時から募集開始しましたSAVON de SIESTAの3号目となる投資型クラウドファンド『スペシャリティーソープ・ファンド3』、2日足らずでもう6割ものご応募をいただきました。

応援くださいました皆様、本当にありがとうございます!

前回の2号ファンド『スペシャリティーソープ・ファンド2』は、1週間で完売となって、応援して下さる出資者様の熱意にすごくびっくりしたのですが、今回はさらに速くてもっとびっくりしています。

▼参考
スペシャリティーソープ・ファンド2

3回目の方、2回目の方も多く、これまでのご利用でも満足してくださっているのだと思い、嬉しく思います。そして、ちょっぴりプレッシャーも感じますが、それを良い刺激として、ご期待にお応えできるよう、良い製品(石鹸シャンプー&リンス)をつくり、たくさんの方にお届けしていきたいと思います。

今回、せっかくなので、SAVON de SIESTAがクラウドファンドを使うようになった背景について、少しご紹介させていただければと思います。

長文となりますが、ご容赦ください。

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ちょうど3年前の今日、今のお店Siesta Labo.が出来上がりました。引き渡しの日でした。

それまでは、space1-15の小さな一部屋で、代表の附柴彩子(妻)がひとりで切り盛りできる週3日だけ営業している小さなSiesta Labo.が、電車通りに面した大きな路面店として移転をすることになりました。

この移転は、約6年越しの夢でした。いいえ、10年越しだったかもしれません。

この日からさかのぼること、5年半前に、当時29歳だった妻が、『人生の地図』という1枚の紙を書きました。

そこには、35歳までに、『売り場から石鹸をつくるところが見える工房が併設された路面店をつくる。隣はカフェでお客様がゆったり楽しみながらくつろげる空間』と、目標が書き記されました。

思い浮かべていたのは、当時『cholon』さんがあった、まさにこの場所だったのです。かつて、全国的にもたくさんのファンがいた洋服屋さんを営んでいたcholonさんは、売り場の奥で洋服づくりの様子を見ることができました。そして、その隣はもちろん今では全国に名前が知れ渡っているカフェ『森彦(本店)』の2号店としてオープンした『アトリエ・モリヒコ』さんです。

5年半前に思い描いた通りのことが、ほぼ100%思い通りに実現した奇跡的な瞬間が、ちょうど3年前の今日だったのです。

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ただ、私たちはまだ小さな石鹸屋でしたので、潤沢な資金力はありませんでした。

この広いお店をリフォームして、工房をつくり、新しいスタッフを4名迎えて、さらに新工房を立ち上げるために原料を購入し、パッケージをリニューアルし、カタログや包装資材をつくって、オンラインショップも新しくする必要がありました。その全てを実現するには、用意することができた資金だけでは何とも心細いスタートでした。

ちょうどその時、テレビで紹介されていた投資型クラウドファンディングの会社であるミュージックセキュリティーズさんを知り、何と、祖母の葬儀で20数年ぶりに再開した私の従妹が同社の大阪支店長をしているという縁も重なり、1号ファンド『スペシャリティーソープ・ファンド1』を組成する運びとなりました。

お客様にも出資をお願いするかたちで応援いただくという、この初めての取り組みには、私自身もとてもドキドキしましたが、スタッフはその何倍もドキドキしたようです。

ドキドキには2つの意味があります。

1つは、自分たちが思い描いていた夢が本当にかなってしまうかもしれないという、期待に満ちたドキドキです。

そして、もう1つは、たくさんの方のご期待にお応えできるだろうか?自分たちは本当にうまくできるだろうか?という心配によるドキドキです。

私は、この2つを合わせたドキドキが大好きです。だからこそ、14年前に会社をつくり、様々な商品やサービス、事業を立ち上げてきました。

そして、これまでに学んだのは、何か新しいことに挑戦するときは、自信と不安の割合は半々くらいがちょうどよいということです。そうすると一番良い感じでドキドキして、目標を達成した時の喜びがとても大きなものになります(ベストバランスですね、笑)。

もちろん、そんな感じなので、失敗もたくさんありましたが、それは私自身にとっての本当に大きな成長の糧となり、それを乗り越えた経験が、よりドキドキする新たなことへ挑戦するための大切な原動力になっています。

何か新しいことに挑戦するときは、知識も、経験も、実績も、そして多くの場合には資金も不足していることがほとんどです。でも、本当に心の奥深くから実現したいと思う、倫理的にも社会的にも正しいことだったとしたら、そうした不足するものを引き寄せて実現することができる様々な縁に恵まれ、かならず良い結果をもたらしてくれるものだと思います。これまでの私の生き方、そして、SAVON de SIESTAのあり方は、常にそのことを証明してきました。

これからも、ずっとそうあり続けたいと思っています。

そして、ファンドにご応募くださった皆様とは、この想いと、ドキドキする体験を共有したい、と私は思っています。

それが、わたしたちがファンドを活用している理由です。

もしも、この想いに共感いただけるとしたら、ご応募いただければ嬉しく思います。

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▼募集ページはこちらから

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