こんにちは。ツケシバ(オット)です。
3連休、いかがお過ごしでしたか?
もうすぐ立冬、秋も深まり冬の気配を感じるようになりましたね。近所の札幌市資料館の庭も、落ち葉がびっしりと絨毯のように敷き詰められました。肌寒さを感じるものの、美しい景色とピリッと冷気を含んだ澄んだ空気を楽しめる、散歩がしたくなる季節でもあります。
先日は、D&DEPARTMENT PROJECTさんで開催していた『紅茶フェス』に行ってきました。
こうして寒い季節になると、体が温まる飲み物が愛おしくなりますね。美味しいケーキと、あたたかい紅茶、これからしばらくは楽しめると思います。
2階には、子供の絵本やおもちゃのお店『ろばのこ』さんがあり、娘の里沙(リサ)は、めずらしいおもちゃを見つけて夢中になっていました。
ろばのこさんの窓際には、札幌市資料館で拾ってきた落ち葉や木の実が飾ってありました。
店内の天井から伸びている、木の枝を使ったオブジェのような照明がとても素敵で、思わずパシャリ。今年のクリスマスツリーのオーナメントも、ちょっとだけ買い足しました。
ちょっと足をのばしてspace1-15を訪れると、新しいお店がオープンしていました。
かつて、ちょうどこちらでご紹介した『ろばのこ』と一緒になった『BROTHER SUN SISTER MOON』があった、405号室にできたのは、一級建築士事務所トロッコさんが主宰する『トロッコ』。はかりうりのお店です。
看板には、こう書いてあります。
『容器・包装の無い店です。瓶、タッパー、風呂敷…お持ちの上お越しください!』
私は、どれも持ち合わせがなかったのですが、とても素敵なコンセプトだなと思い、寄らせていただきました。
まだ始めたばかりなので、手探りで…
というオーナーの下山千絵さんに、どうしてこのコンセプトのお店をはじめたんですか?とお伺いすると、「ゴミを出さないシンプルな暮らしが世の中に広がると良いな、と思って」と、その想いを教えてくださいました。
買物をして家に帰ると、実際に買ったもの以上にたくさんのゴミが出る。包装紙や容器、そうしたものが無駄に捨てられてしまうことに疑問を持って、単純に、そうしたゴミが出ない『はかりうり』のお店があったら良いのに、と思われたのがきっかけだそうです。
ご自身が、建築士として仕事をしていると、どうしてもたくさんの廃材と向き合うことになる。そんな体験もあって廃棄に対する特別な想いがあるんだそう。
ただ、探してみると、どこにも『はかりうり』のお店が無かったので、自分がやってみることにしたんです、と…
私も買い物をしたかったのですが、容器の持ち合わせがなかったので、そう伝えると「めんどくさいお店ですいません」とおっしゃっていましたが、私はその姿勢がとても好きでした。
買物用の容器を売るのではなく、あるものを再利用して欲しいので、できる限り自宅から持参してもらっている、というのです。
なので、お買物されるほとんどの方は、最初に訪れて何も買うことができず、次に来るときは容器を持参してようやく買い物ができるそうです。
こうしたやり取りが面倒くさいという方には、なじまないかもしれませんが、私は、すごく気持ちの良いやり取りに思えました。今の時代に忘れられようとしていた、大切なことが、ここにあるように思えたのです。
こめ油、なたね油、塩、重曹、アルコールスプレーから、布や、ロープなどもありました。
書籍やタオル、ストールなども置いてあったので、必ずしも容器等が無ければ何も買い物ができないというわけではなさそうですが、基本的には容器持参で伺うのが正しい作法のようです。
妻に話したら、今度塩を買いに行く、と言っていました。笑。
こうしたやり取りができるお店が近所にできて、なんだか少しだけあたたかい気持ちになることができました。
下山さんからは、シエスタさんではフレグランスの『はかりうり』をされているんですよね?とお声がけいただきました。
今年の5月からスタートしたフレグランスのはかりうりは、とてもご好評で、不定期だったのが通期販売へと変わりました。ご来店の際には、ぜひご利用ください。
ちょっと散歩をしてみると、たくさんの発見がありました。
雪が降るまでのあいだ、もう少し近所を散策してみようかと思っています。
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