【モリンガフェア】産地もゆたかになるフェアトレードの背景

10月31日まで開催中の『モリンガフェア』、たくさんのご利用ありがとうございます。

化粧品としても食品としても、とても優れているモリンガをより良く使い、末永く皆様にご愛用いただけるよう、わたしたちは最良の原料をできるだけ良い状態でお届けできるように、さまざまな取り組みをしています。

そのひとつが、産地もゆたかになるフェアトレードの取り組みです。

わたしたちが手にする製品に使っている原料は、どんな産地でどのような人たちに作られているのか?

その産地や生産にかかわる人々は、本製品が普及することで、どのような影響を受けるのか?

そうしたことをしっかりと考え、製品にかわかるすべての人々や関係する地域がゆたかになるよう、特定の人や地域だけにメリットがあって、ある人やある地域に負担が生じるようなことが無いように配慮した取引のことをフェアトレードと呼びます。

今日のブログでは、わたしたちが使うイロコスモリンガに関して行っているフェアトレードの取り組みについて、ぜひご利用いただいている皆様にも知っていただきたいと思い、ご紹介させていただきます。

イロコスモリンガの産地は、フィリピンのイロコス・ノルテ州にあります。

マニラから飛行機で北に1時間弱、のどかな田舎にある小さな町です。

昨年の9月、私は、フィリピンの観光局が後援する、日本の大学生向けのスタディーツアーに同行させていただくかたちで、イロコス・ノルテ州にあるイロコスモリンガを生産している『Joy of Health農園』を訪問させていただきました。一昨年に引き続き、2回目の訪問でした。

イロコス・ノルテ州の州都は『ラオアグ』、人口約10万人、年間を通して平均気温が25℃を超える地方都市です。

ここから車で数十分走らせた場所に、Joy of Health農園はあります。

この写真は、農園のオフィスで、この左隣がイロコスモリンガの種子から搾油したり、葉からモリンガパウダーやモリンガハーブティーを作っている工房です。

オフィスでは、オーナーのUnice(ユニス)さんが、学生たちに農園経営で大切にしていることを丁寧に説明しくれました。

キリスト教の教会の神父をされているお父さんの元で育ったユニスさんは、地域の農家の人々の暮らしをゆたかにし、世界の人々の健康的でゆたかな暮らしに役立ちたいとの志で、この農園を立ち上げました。

モリンガは、化粧品原料としても食品としても優れているだけでなく、他の植物の20倍もの二酸化炭素吸収能力があり、成長が早く育てやすい植物です。

このモリンガの生産によって、ヒトも世界も美しくなって欲しいというのが、心に秘めた願であり、神様への祈りでもあり、Joy of Health農園として最も大切にしていることだと言います。

関わる人々が皆ハッピーになるにはどうすればよいか?環境にも負荷をかけず、持続的な経営をするにはどうしたらよいか?そんなことを考えていったら、フェアトレードと呼ばれる考え方を知ることなり、それを実現するために、イロコスモリンガ協会を設立しました。SAVON de SIESTAもその協会の会員になっています。

▼参考
イロコスモリンガ協会

一昨年、昨年、今年と3年間にわたって、SAVON de SIESTAでは製品の売上げの一部を寄付させていただき、その寄付金でモリンガの植樹をしてきました。

今年分を含めると、これまでの3年間で、SAVON de SIESTAとして、650本あまりのモリンガの植樹をさせていただいております。

ヒトが1年間で呼吸によって排出する二酸化炭素の量(320kg)は、モリンガの樹ではたった2本で吸収することができます。

今後もこうした植樹を毎年行うことで、わたしたちのモリンガ製品をご利用いただいている皆様分の二酸化炭素を全て吸収できるだけ、モリンガの森が広がったらよいな、と思っています。

ちょうど半年前に植樹したというモリンガは、こうして私の身長の2~3倍の高さに生長していました。

1年で5~7メートルに生長し、立派に収穫できるようになるのです。私と妻で一昨年植樹したモリンガも、とても大きくなっていました(写真は別の機会にご紹介させていただきます)。

ここで育つイロコスモリンガは、フィリピンの在来種で、この土地で最もよく生育するそうです。世界的にモリンガの人気が高まるに連れて、遺伝子組み換えのものや外来種としての生産も増えているようですが、もともとその土地に育っていた品種を、良い土壌に植え、良い想いで、適切に育てることで、とても良い品質の植物が育ちます。

それが着実に実行できていることが、イロコスモリンガの魅力のひとつです。

農園では10人あまりのスタッフが働いていますが、彼女達にインタビューしたり、ご自宅を訪問する機会もいただきました。

「一日の中でもっとも楽しいことは何ですか?」

と言う質問に、彼女達は満面の笑みでこう答えました。

「この農園で働いている時間が一番楽しい。一番幸せです!」

それを聞いて、本当に素敵なことだと思いました。

自分の仕事に誇りを持ち、心から喜んで進んで働く彼女たちの姿勢には、私も深く感銘を受けました。

この地域の一般的な農家の方々の暮らしはとても貧しく、自分達の子ども達に高等教育を受けさせることが困難であるばかりか、日々の生活もとても厳しい状況を私も目にしました。しかしながら、Joy of Health農園で働くスタッフは、3人の子どもを大学に行かせられるほど、暮らしがゆたかになっています。

近所の小学校を訪ねたときには、突然訪問したわたしたちを、子ども達が元気に迎えてくれ、かわいいダンスを披露してくれました。

それに応えて、大学生たちは、『大きな栗の木下で』を全員で歌って、とても悦んでもらいました。

フィリピンの小さな町での、世代を超えた小さな国際交流、とても楽しかったです。

夕方には、農園の社員食堂(と呼ばれている小屋)で、楽しい食事の時間もあります。

ユニスとスタッフが、心をこめて作ってくれた料理は、本当に美味しくて、異国の味であるのにもかかわらず、子どもの頃に食べた母の味を思い出しました。

モリンガの葉は、スープや煮物、炒め物に使われていて、とても美味しくて、栄養満点。人気メニューでした。

イロコス・ノルテで過ごす時間は、とてもゆったりと流れて、なんとも言えないゆたかな気持ちになります。

日本の暮らしは、とても便利で、色々な製品やサービスが利用できるようになっていますが、時間の使い方や心の使い方は、イロコス・ノルテに学ぶところがたくさんあると感じました。

SAVON de SIESTAが大切にしている想いは『毎日の暮らしに、ココロがホッとするひとときを贈る』。

現地で感じた、あのしあわせな時間は、まさに『ココロがホッとするひととき』だったと思い出すのです。

製品を通じて、皆様にもあのゆったりと流れる時間や胸があたたまるような農園の方々の純粋で美しい心をお贈りできればと願っています。




イロコスモリンガの背景について、動画でもまとめました。よろしければご覧ください。

モリンガフェアは10月31日までとなります。ぜひこの期間にご利用ください!

▼モリンガフェア(10月16日~31日)

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・わたしたちのモリンガオイルが世界最高品質の理由
・体の中から美しくしてくれるモリンガパウダー

★参考ブログ★

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・vol.2 シワが目立たなくなって嬉しい!
・vol.3 乾燥肌が改善しました!
・vol.4 髪の毛が落ち着きます!
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フェアトレードの取組

イロコスモリンガ協会
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