
石鹸を使ったことがない人、いませんよね?
女性の中には「石鹸好きです」という人も多いのが現代の日本ですが、今から150年ほど前は、ほとんどの日本人が石鹸は見たこともない、という時代でした。
その当時の幻の石鹸を、小樽商科大学と一緒に現代に復刻した『榎本石鹸』を事業化するクラウドファンディング「小樽商大発!150年の時を超えて甦る奇跡、『榎本石鹸』を北海道の未来へ繋ぐ挑戦!」、いよいよ明日(6/23)で応募締め切りとなります。

本日のブログでは、何故、わたしたちSAVON de SIESTAがこの石鹸を復刻して事業化したいのか?
わたしたちの熱い想いと、石鹸の歴史についての考察を書かせていただきます。
これを知っていただいたら、きっと『榎本石鹸』ってスゴイかも…
と、思っていただけると思います。

石鹸の起源は、今から4800年前(紀元前2800年)のメソポタミア文明にあるといわれています。
当時、羊の油と灰が混ざったものを使うと、食器の油汚れが落ちることを発見した人がいたようで、それが発見されたのが『サポーの丘』という場所だったことから、『サボン』と呼ばれるようになったものが現代の石鹸のはじまりと言われています。
当時の石鹸は、食器を洗ったり、洗濯や、身体の汚れを落とすのに使われていたそうですが、羊の油を灰で煮た石鹸には独特の匂いがあり、現代の化粧石鹸とは程遠いものでした。

それから17世紀ころになると、フランスのマルセイユ地方で、植物油とアルカリを鍋で煮てつくる鎌瀧製法の石鹸ができるようになりました。
当時の石鹸は、身の回りのものや身体を衛生的に保つためにも使われるようになり、特にルイ14世が愛用していたといわれています。

石鹸好きが高じたルイ14世は、オリーブオイルを72%使用することや、製造する時期をふくむ製法の規定『マルセイユ石鹸勅令』を発して、高品質の『マルセイユ石鹸』(王家の石鹸)をブランディングしました。
これにより、世界中に良質の石鹸が広がるようになったはずです。

日本に石鹸が持ち込まれたのは、今から460年ほど前のこと。ポルトガル人が鉄砲やカステラと一緒に持ってきたとされています。
当時の石鹸はとても希少で、織田信長や徳川家康、石田三成といった戦国大名や将軍への献上品(あるいは非常に高価な輸入品)だったため、庶民の手には絶対に届かない超贅沢品でした。
こうして150年前までは、国産のものはなく、石鹸は輸入された超高級品だったはずです。当時は、ほとんどの人は石鹸を使ったことがなかったと思います。

明治初期、国力を高めたい、貧しかった人々を助けたいという想いを込めて、その超贅沢品であった石鹸を日本でつくろうとして試行錯誤していた1人が榎本武揚だったようです。
榎本武揚と言えば、幕末の旧幕府軍を率いて五稜郭に立てこもり、箱館戦争を戦った歴史上の人物として知られていますが、彼のもうひとつの顔は、ヨーロッパで最先端の科学を修めた高名な「化学者」でした。

彼が五稜郭の戦いの後、獄中で未来の日本のために書き残したのが、オランダの文献を日本語訳した150年前の『石鹼製造法』だったのです。
その後、実際に、日本でも工業的に石鹸がつくられるようになります。

今やグローバル企業となった花王が製品化した『花王石鹸』は明治22年ごろに発売されたそうです。
今回、小樽商科大学とのプロジェクトで開発・製品化させていただいた『榎本石鹸』は、当時の榎本武揚氏が書き残した『石鹼製造法』のうち、スイートアーモンド油を使った「冷製石鹸ノ製法」でつくりました。
それをできるだけ忠実に製品化したのが、榎本石鹸<復刻版>です。

榎本石鹸<復刻版>は、榎本武揚が記した原典レシピ「スイートアーモンドオイル100%」に忠実に作られた石鹸。
歴史のロマンをそのまま肌で感じたい方、榎本の紡いだ文字をそのまま体験したい方のための、極めて貴重な「生きた歴史のレプリカ」です。
ただし、使い心地は正直にお伝えすると、泡立ちが弱く、溶けやい石鹸です。
でも、この石鹸から日本の石鹸づくりがはじまり、改良され今のような形になったと思うと、感慨深いものがります。昔の製法での石鹸はなかなか使う機会がないと思うので、石鹸好きの方には、一度は使ってみて欲しい石鹸だと思います。
その機能上の課題を解決して、SAVON de SIESTAの得意とする敏感肌の方でも使える石鹸として開発したのが<榎本石鹸 敏感肌>です。

この石鹸は<榎本石鹸 復刻版>を、現代風に改良し、オリーブオイルとアーモンドオイルをベースにした無香料処方。
お肌が敏感なスタッフからも「これなら毎日使いたい!」と太鼓判を押された、皮脂バランスを整え、肌トラブルを抱える方でも安心してお使いいただける、敏感肌の方にもおすすめできる、しっとりとした優しい洗い上がりの石鹸です。
家族みんなで使いやすくおすすめです。
更に、附柴彩子イチオシでもある榎本石鹸<牡丹の香>は、試験販売や前回のクラファンで試作品を使ったことがあるお客さまからも人気NO.1でした。

榎本武揚さんが好きだった花が牡丹だったそうです。
その牡丹をイメージして希少なローズ精油にローズゼラニウムやサンダルウッドの和の香りをプラスした、上品で落ち着きのある華やかな香りです。
さらに、肌を整えるということを意識して、小樽の老舗酒造会社・田中酒造さんの日本酒も入れました。
香りと、しっとりとした肌に洗いあがる使い心地を両立した、SAVON de SIESTAのお客さまもきっと納得の使い心地の石鹸だと感じていただけるはずです。
この3種類の『榎本石鹸』は、日本で最初につくられたであろう<復刻版>と、現代の女性に好まれる使い心地の<敏感肌><牡丹の香>の合計3種類があります。

ぜひ、150年と今の石鹸を使い比べていただければと思います。
SAVON de SIESTAは、創業以来20年あまり、様々な石鹸をつくってきましたが、150年前の日本ではじめて石鹸が工業的につくられはじめた当時のレシピを再現したのは初めてでした。
実際に使ってみると、「う~ん、なるほど…」と感慨深いものがあります。
ぜひ石鹸好きのみなさまには、この使い比べを試していただきたいです。
<お試しで使えるプチサイズのセットもあります>

ちょっと試しに使ってみたい、という方には、こちらのプチサイズの榎本石鹸3種各1個のセットもおすすめです!
ぜひご利用になってみてください。
そんな、『榎本石鹸』3種類をリターンとしてお選びいただける、クラファン「小樽商大発!150年の時を超えて甦る奇跡、『榎本石鹸』を北海道の未来へ繋ぐ挑戦!」。お申込みは明日6月23日までとなります!

★このプロジェクトは書籍にもなりました!★

歴史学の醍醐教授による『榎本武揚』研究からはじまり、化学の沼田教授と連携して、製品まで完成させた本プロジェクトは、文理融合の研究として全国手に気も注目されました。
それだけでなく、大学と企業が連携して新製品、新事業を創出する産学連携のプロジェクトしても、これからの展開をたくさんの方からご期待いただいています。
そんな背景もあり、今年、本プロジェクトの全貌をまとめた書籍『榎本石鹼誕生の軌跡~文理融合から産学連携の挑戦~』が、日本経済新聞社より出版されました。
こちらの書籍、実は、私(附柴裕之)の製品開発の部分を執筆させていただいています。
学術的な研究としても、プロジェクトメンバーの情熱あふれる活動の記録としても、とっても読み応えのある一冊になっています。
★体験のリターンもございます!★

直営店Siesta Labo.の奥にある窓からご覧いただける、SAVON de SIESTAの工房での石鹸づくり体験してみませんか?
リターンには石鹸工房体験もご用意しました。

プロジェクトメンバーのガイド付き、榎本武揚ゆかりの地探訪ツアーもございます。歴史や観光が好きな方は、ぜひこちらもご参加ください。

そして、Netflixの大人気ドラマ『さよならのつづき』のロケ地ともなった小樽商科大学を訪問し、榎本武揚の資料等が展示してある図書館を見学できるプロジェクトメンバーのミニセミナー付きツアーもございます。
こちらのミニセミナーでは、わたくしも石鹸開発のエピソード等をお話しさせていただく予定です。
▼参考
Netflixオリジナルドラマ「さよならのつづき」の撮影に協力しました(小樽商科大学)
そして、さらに追加で、みなさまにとってご支援するだけでただただお得になるリターンとして、先月販売終了した『10%(1000円分)お得なスキンケアチケット』を限定100部ご用意させていただきました。
■ 10%(1000円分)お得なスキンケアチケットとは?

今回のリターンとしてご用意したスキンケアチケットは、今年いっぱい、SAVON de SIESTAのスキンケアアイテムをご利用いただける『未来に、ココロがホッとするひとときを贈る』お買い物チケットです。
1)10,000円で、11,000円分(1,000円×11枚)のお買い物いただけます(実質10%OFF)。
2)ご利用期間:2026年6月1日 〜 12月31日まで
3)オンラインショップポイントもお選びいただけます(オプションより選択ください)。
こちらのお買い物チケットは、SAVON de SIESTAのスキンケアアイテムにご利用いただけます。
石鹸、化粧水、スキンクリーム、リップクリーム、ボディオイルはもちろん、それ以外のシュクレや美容オイル、もちろん毎月の限定商品にも対象です。
必要な時に必要な分をお使いいただけるよう、使用期限は12月末まで、年内にご利用いただけるように設定しております。

みなさまにとっては、お得しかないリターンとして100冊限定でご用意させていただきました。
ぜひ、ぜひ、ご利用ください!
こんなたくさんの多様なリターンを揃えた、『榎本石鹸』事業化のためのクラウドファンディング、募集ページには製品の開発ストーリーもご紹介させていただいています。
ぜひ一度ご覧になってみてください。そして、ご興味のあるリターンがございましたら、ぜひ応援ください!

みなさまの応援、どうぞよろしくお願いいたします。
★今回のクラファンは、販売店様も募集しています!★

この『榎本石鹸』は、歴史的価値もあり、ストーリーも素敵で、もちろん石鹸としてもしっかりご満足いただける使い心地に仕上がってます(ただし、復刻版は使い心地よりも歴史的価値を優先して当時のレシピそのままでおつくりしました)。
小樽商科大学オフィシャルグッズになることが決まっていますが、北海道のみなさまにもお使いいただきたいと思いますし、観光土産としても、とっても喜ばれると思っています。
そのため、『榎本石鹸』を販売してみたい!と思われる販売店様も募集しています(販売店用のリターンもご用意していますので、ぜひご利用ください)。
=====SAVON de SIESTAからのお知らせ==============

札幌大通公園の西端、ローズガーデンの南側、路面電車がゴトゴト走る通り沿いに、SAVON de SIESTAの直営店Siesta Labo.がございます。サンプルのお試しや、お店から製造の様子がご覧いただける工房を備え、コスメコンシェルジュのスタッフが、みなさまに合ったスキンケア選びをお手伝いさせてさせてえいただきます。
オリジナルアイテムのほかに、毎月1回、企画展も開催、ワークショップなども適宜開催している『毎日の暮らしに、ココロがホッとするひとときを贈る』お店です。
お隣のカフェ『アトリエモリヒコ』で、ゆったり美味しい飲み物を召し上がりながら、心地よいひとときもお楽しみください。
直営店Siesta Labo.
住所:札幌市中央区南1条西12丁目4-182
営業:12~18時(月火休)
▼詳しくはこちら
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