オッタエーカル・八重樫茂子さんのこと。

29日から、シエスタラボ・今年最後の企画展がはじまります。
冬の真っ白な景色に彩りを添えてくれる
織物作家・八重樫茂子さんと、真鍮・銅作家・山田亜衣さんの作品が並びます。

今日は八重樫さんのことをご紹介したいと思います。

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はじめて八重樫さんの作品を見たとき、
見たことのない模様に、「なんてカワイイ!」と心ときめいたのを強く覚えています。
1枚1枚手織りで織られているので、すこしずつ色味や柄が違っていて、
どれにしようか…真剣に選んだのです。

今回、作品展をお願いするのにあたって、神奈川・小田原の工房まで伺いました。
まだ残暑が厳しい暑い中、大きな織り機に座りながらおしゃべりをしました。

スウェーデンのカペラゴーデンという学校で織りを学ばれた八重樫さん。
木工・家具デザイン科、テキスタイル科、陶芸科と園芸科の
4つの科からなる、手工芸を学ぶために作られた学校。
こちらのHPに詳しく紹介されていましたが、こんな学校で学んでみたいです。)


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「スウェーデンでは伝統的な織りかたなんですよー」と
見せてくださったその織は、細かな模様。
広げていくと、織り方が異なる部分があったり、違う色の毛糸の刺し色が入っていたり…
八重樫さんのその組み合わせ方は、本当に素敵で、
ぜひ1枚1枚広げてみなさんに手に取って頂けたらと思います。

また実際首にあてて頂くと分かるのですが、
ウールなのにまったく『チクチクしない!』ということ。
しっとりとした柔らかな肌触りです。

大切に使って、丁寧に洗っていくことを繰り返すことで、
1枚のフェルトのように変化していくそうです。
自分だけのとっておきの1枚になる日が楽しみな作品。


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今回の展示では、マフラーとストールが並びます。
 
 マフラー 180cm×27cm 14700yen
 ストール 180cm×52cm 26250yen

ダークな色味のコートなどのお洋服を着る機会が増える季節。
八重樫さんのマフラーやストールが、彩りを添えてくれるはずです。
いろいろな色の組み合わせ、お楽しみください。


それから今回、ポットマットやポーチも届きました。
マフラーやストールがお出かけのアイテムだとすれば、
ポットマットなどは、おうちで過ごすひと時を心地よくしてくれるもの。
外はすごい吹雪だなーという日に、あたたかなお茶とちょっとの甘いもので、ゆっくり過ごす幸せ。
八重樫さんのポットマットを片手に、そんな風景を想像しました。

 ポットマット 5040yen
 ポーチ 3675yen

ちなみに…ブランド名のオッタエーカル。
スウェーデン語でオッタは数字の8、エーカルは樫の木。
8本の樫の木=八重樫という意味にかけているのだそう。
伺ったとき、「ほぅ!」と思ってしまいました。

今回はその場で作品をお渡ししていきます。
本数に限りがありますので、気になる方はどうぞお早めにご来店ください。

また期間中も、作品展分は、5000円で1ポイント押させて頂きますので、
メンバーズカードをお持ちの方は、お忘れなくお持ちください。
(クレジットカードもご利用いただけます)


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