5月の限定石鹸は、北海道美深町の白樺樹液を配合した石鹸を作りました。
白樺樹液は、春先の本当に限られた約2週間だけ採取される特別なもの。
春を迎えると白樺の木は、大地の水をぐんくんと吸い上げ始めます。
幹に小さな穴をあけ採取したのが白樺樹液。
幹の穴から静かに落ちてくる雫は、「樹液」という言葉から連想するイメージとは異なって、さらりとした透明感のあるお水のようなもの。主成分はグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果樹)といった糖分とミネラルなので、飲むとほのかに甘さを感じる自然の恵み。北欧やヨーロッパでは健康飲料として重宝されていますし、北海道でも「森の雫」という飲み物が販売されています。
白樺樹液は、肌がもっとも必要とする弱酸性のアミノ酸の保湿成分を含み、お肌にはりと潤いを与え、健やかに保ってくれることから、化粧品成分としても注目されています。
石鹸作りには水分が必要なのですが、「ホワイトバーチとハーブの石鹸」は必要な水分量の半分を白樺樹液に置き換えて作りました。白樺樹液を使った石鹸は、もちもちっとしっかりとした泡ができるのが特徴。
シアバターを配合し、乾燥肌の方はもちろん肌質を問わずお使いいただけます。
香りは、オレンジをベースに、ユーカリとローズマリーでアクセントをつけた香りは、気分もすっきりするよいブレンドに仕上がりました。
先週から販売を開始しているのですが、初日に選んでくださったお客様が昨日もご来店くださってとってもよかった!と追加で選んでくださいました。
ありがとうございます!!
北国の春のめぐみを感じる石鹸、お試しくださいね。