6月の企画展は、ハチの刺繍が印象的な黒澤洋行さんの革作品を紹介します。
北海道で黒澤さんの作品を紹介させて頂くのははじめて。
私たちもとっても楽しみにしていた作品がたくさん届きました。
今日はそちらをご紹介したいと思います。
はじめて松本クラフトフェアで黒澤さんの作品を見たときに、
心惹かれたのがこちらのバッグたち。
今回の展示でも、色々な形が並びます。
奥様の由美子さんが長年使われて、
きれいな飴色に変わった作品も送って頂いています。
何年かたったその姿を想像しながらお選びいただけたらなと、と思っています。
打ち合わせに3月にお伺いしたときに、
ちょうど出来上がったばかりだったポシェット。
カジュアルにも、きれいな装いにも合うポシェットが欲しいなぁ…と思っていたときだったので、まさに理想の形だったのです。
次のお写真で紹介する長財布もきれいに収まります。
黒澤さんの作品は、昔ながらの足踏みミシンで、
ゆっくり丁寧に仕立てられています。
手縫いのようなふっくらとしたあたたかみを感じるステッチ。
お財布になってもそのよさは健在。
名が財布以外にも二つ折り、三つ折のお財布も届きました。
小物も色々届きました。
黒澤さんのトレードマークとも言うべきハチの刺繍はヘアゴムに。
鹿革を細く裂き「鹿糸」を作り、ひとつずつ刺繍されています。
白鳥のふでばこ。
えんぴつポーチ。
黒澤さんの作品は、革でさまざまなモチーフがデザインされています。
多いのがしろくま。
なんとも愛らしい。
くまふでばこも4色の革で作ってくださっています。
大切な人に赤ちゃんがうまれたらプレゼントしたいなと思うベビーシューズたち。
1足1足、大切に作られています。
サイズは12センチなので、1歳を過ぎて歩き始めた赤ちゃんにぴったり。
黒澤さんの工房で、お子さんが履いていたというベビーシューズが飾られていたのですが、大きくなっても、大切にしておきたい最初の1足です。
今回は、10種類のモチーフの作品が届いています。
黒澤洋行さん、由美子さんも6月18日は終日在店してくださいます。
ぜひお立ち寄りください。
KUROSAWA 革小物展
6月15日~6月20日