【tamakiniime展】兵庫県の工房を訪ねてきました。

吹く風にも、どこか秋の気配を感じるようになってきたこの頃。
9月の企画展は、11日(水)よりこれからの時季のおしゃれを楽しくしてくれるtamakiniime
秋冬のショール展を今年も開催します。

少し前のことですが、7月の終わり、兵庫県西脇市のtamakiniimeさんの工房を訪ねました。
tamakiさんのストックルームにご案内いただき、
直接作品を見てセレクトできるとっても貴重な機会。

中の気温が40度近くになるストックルーム!!
スタッフさんから暑いので熱中症に気をつけてくださいねと、タオルと飲み物を渡され、
シエスタのお客様の雰囲気に合いそうなショールやお洋服を選んできました。

何回も展示をさせていただいているtamakiniimeさんのショールですが、今年も素敵なモノをセレクトできたと満足しています。お洋服だけではなく、コートも選んだり、充実感たっぷり!!楽しみにしていてくださいね。

私がtamakiさんの工房に訪れたのは、数年ぶり。
久しぶりに訪れ、刺激を受けてきたtamakiさんの工房と作品づくりにかける想いを今日はご紹介したいと思います。

はじめてデザイナーの玉木新雌さんにお会いしたのは、今から10年近く前。
まだその頃は、少数の織り機を使い、ご家族でショールを作られていました。

そのときに、いつか自分達で綿花を育てたり、自然の素材で染色もやりたい、羊も飼ってみたい!と未来の夢を楽しそうに話されていたのが印象的でした。その後すぐにテレビの取材で、シエスタラボに訪れてくださったこともありました。

それから10年。
着々と夢を実現している場所がそこにはありました。

綿花の畑を数年前からはじめ、糸を紡ぐことができるようになり、今回は並びませんが、一部の作品にはご自分達の糸を使いはじめていました。


工房も大きくなり、たくさんの織り機が並んでいます。
今では新しいものを手に入れることが難しくなってきている織り機。
大事にメンテナンスをしながら使われていました。

進歩する中でも、昔と変わらないところも。
スタッフさんが、1枚ずつ丁寧に完成したショールを確認。
織り場にはエアコンが無く、さらに真夏にウールを織るわけですから、
体力仕事と暑さとの戦いだそうです!

外を見ると、織る段階で生地についた糊を落とす為に、
洗われたショールが風にたなびいていました。
こちらも1枚ずつ手で洗われ、丁寧に干されています。
緑と山を背景に、揺れるショールたちは気持ちがよさそう。

幾度と工房を移動されてきたtamakiさんがこの場所を選んだのが、なんとなく分かる気がしました。
忙しい合間も、ふっと外を見ると自然を感じ、その中から、新しい色や作品ができるのかな…と。

tamakiniimeのショールは播州織という伝統的な手法で織られています。
その特徴は、先染めの糸を用いること。
工房の中にはたくさんの糸が準備されていました。


そして!
工房の中には、「染め場」と呼ばれる場所が完成していました。

3年前から自分達で糸も染めはじめたtamakiniime。
レシピ帳を見せてもらったのですが、びっくりなのが、3年間同じ色を染めたことがないということ!!
同じ黒でも微妙にニュアンスが異なる色が並んでいました。
実験を繰り返しつつ、よりtamakiniimeらしさを追求していく。
ここでもそんな心意気を感じました。

これからは草木染に力を入れて行きたいと教えてくださったのは、
私たちと同じ北海道の釧路出身のスタッフの方。
藍を育てる畑ができ、既に藍染めがはじまっていました。
今年はマリーゴールドも育てたので、それを使い染料を作っていくんですと、
嬉しそうに教えてくださいました。

10年前に教えてくれた夢を、作られているショールのように、
ふんわりと軽やかに形にしていく玉木新雌さん。
ショールにSAVON de SIESTAのロゴを入れたものを用意してくださっていました!!
久しぶりの再会も、素晴らしいひと時でした。

私も、目に焼き付けてきたこの光景を、
お客様に少しでもお伝えできるように展示準備をしていきたいなと思っています。

次の記事では、セレクトしてきたお洋服やショールのことをご紹介しますね。

■直営店シエスタラボ 企画展「tamakiniime wear&shawl」

期  間 2019年9月11日(水)~23日(月・祝)
※9月17日(火)は定休日
場  所 シエスタラボ(札幌市中央区南1条西12丁目4-182 ASビル1F)
営業時間 11:00-19:00


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