誰しも環境の変化にさらされたここ2年あまり。
「新しい日常」と呼ばれる日々が当たり前のものになりつつある今。
変化に対応するのに頑張りすぎていませんか？
日々をしなやかに過ごすために、
時には自分を労わる時間、「自分のための自分だけの時間」を持ちませんか？
このコラムでは、ココロとカラダに効く「me time」のヒントを
探っていきます。
★「me time」とは？★
自分を大切にしてあげる自分だけの時間。
本を読んだり、自然に触れたり、音楽を聴いたり・・・、
自分のための自分だけの時間のこと。
「me time」特集の第2回目は「あの人の『me time』」をテーマに、
シエスタが不調を整える身体づくりにおすすめ
しているアイテムを提供してくださっている方々にご協力いただきました。
ご自愛時間＝「me time」を支えるアイテムを生み出しているみなさんは、
どんな「me time」を過ごされているのでしょうか。
こだわりのアイテムを扱うようになった経緯、日々のお仕事について、
そしてご自身の「me time」について、お話を伺いました。
「HONEY MARKS（ハニーマークス）」代表の高松理恵さん、
「今日はいい天気だFARM」の松島裕太さんに続きお話を伺ったのは、
「Girls, be Ambitious」の番匠（ばんしょう）麻樹さんです。
「Girls, be Ambitious」さんは、フェアトレードの概念の下、
フィリピンで無農薬にこだわってモリンガなどを生産・加工し、
日本で輸入販売していらっしゃいます。
現在は、大阪からご自身の故郷でもある熊本へ拠点を移して活動していらっしゃる
番匠さんにお話を伺いました。
● きっかけは「フィリピンの子供たちを助けたい！」という想い ●
大学1回生の夏に、「自分には何ができるのか？」というのを知りたくて、
ボランティアでフィリピンに行きました。
結果、自分にできる事は当時は何も見つからなかったのですが、
”何もないところに幸せを生み出せる”フィリピン人に感銘を受け、
フィリピンの人たちから人として正しいことを学びたいという気持ちで
フィリピンにボランティアや観光で行き来する生活を始めました。
私がフィリピンで出会った子供たちは、屈託のない笑顔で接してくれ、
家族・周りの人をとても大切にする人たちでした。
一方で、両親が失業したりなどで生活が苦しくなることも度々で、
小学校の頃から留年をして働き、自分自身の夢については「どうせ叶わないから」と
諦めている子供たちもいて、人として素晴らしい子供たちが夢・希望を抱けないことに
とても悔しさを覚えました。
そんな子供達のサポートをしたいと思い、まず始めたのが奨学金支援。
1年ほど続けたのですが、お金を送る支援では、両親が奨学金を食費などに使ってしまい、
子供たちは学校に行けないままという状態になり、両親の経済的自立をサポートする事が
子供達の夢・希望を持つ事につながるのではという考えに至り、
フェアトレードという考え方を知りました。
● ビジネスとしてフェアトレードを！そしてモリンガとの出合い ●
当時は、まだフェアトレードが一般的ではなく一部のNPO/NGOが
やっている取り組みでしたが、
きっとこれはビジネスとしても成り立つ考え方だと希望を持ち、
まずはビジネスを知るために商社の貿易部門で働き、
次にフィリピンの現状とフェアトレードの現場を知るために
青年海外協力隊でフィリピンに行きました。
青年海外協力隊で活動を始めた時には、まだ起業をするとは決めていなかったのですが、
配属先であったフィリピンのフェアトレードNPOで、沢山の方々と出会い、
「モリンガ」という栄養価が高く・環境も守ってくれる植物と出会い、
そして、モリンガを通して地域の人たちの雇用を生み出したいという思いで、
真摯に商品作りをしている生産者との出会いなどが重なり、
これは”今”がチャンスだと思い、起業に至りました。
● 「モリンガ」を知ってもらいたい！という強い想いで ●
Girls, be Ambitiousは私がフィリピンでの青年海外協力隊の
2年間任期を終えて帰国した次の日に、2012年にブランドとして立ち上げました。
当時は、フィリピンでの生活・価値観が自分の基礎になっていたので、
起業する事も、自分がやりたいことを形にするのも、計画を立てて準備して
スタートするのではなく、まずはチャレンジするものだと認識していました。
「フィリピンの魅力を商品でお客様に広めたい」
「モリンガという商品を知って頂きたい」という想いだけでGirls, be Ambitiousの個人事業主の登録や、商品作り、販売先への営業などを見よう見まねで始めました。
● 始めてから知った大変さ、忘れられない言葉 ●
そしてやりながら、実は日本には商品製造・販売にあたって沢山の法律があること、
法人とのお取引にあたって、個人事業主では契約できない事があるなど、
色んな壁がある事に気づき、「大きな事を始めてしまった」と後から気づいたのを覚えています。
経営することの大変さなど現実が見え始めたときに、
初めて契約して下さった小売店のお客様から「良い商品と良い志を持っているのだから
迷わずに続けてください」と励ましのお言葉をいただき、
とても心が救われたのを覚えています。
そしてその言葉を頂いてからは、気負いが減って、
一つ一つ出来ることをやっていこうという気持ちで、これまで続けることができました。
10年間続けられたことは、「お陰様」の一言に尽きます。
10年前は経営・営業・商品づくり全てにおいて素人だったので、
こだわりなどは全くなく、仮説と検証を繰り返しながら、より良い方法を見つけていくこと、
ご指摘こそ成長のタイミングだと受け止めて、真摯に対応する事だけに注力してきました。
● こだわり続ける「品質」と「おいしさ」 ●
私たちのモリンガパウダーは、
「美味しさと安全」、2つのこだわりを持って作っています。
美味しさの部分では、製造工程での工夫（モリンガの生葉を収穫後すぐに乾燥、
低温乾燥、微粒子にパウダー化）を行い、
モリンガ本来の栄養・風味・彩りがきちんとモリンガパウダーに残るように製造しています。
今までモリンガを飲んで苦手意識のあった方でも「飲みやすい・おいしい」と
言ってくださる事が自信になっています。
安全の部分では、フィリピン・日本両方での菌検査に加えて、
ISO/有機JASを取得している日本の工場でパウダー加工を行い、
お客様に安心して召し上がっていだける品質のモリンガパウダーを提供しています。
● より良い環境づくりを求めて ●
また「美味しさと安全」と同様に大切にしているこだわりが
モリンガを通した、未来のより良い環境づくりです。
世界最高品質のモリンガ商品認証である「イロコスモリンガ」。
この認証団体：イロコスモリンガ協会を通して、毎年モリンガの植林を行っています。
モリンガという植物は、一般の植物（木）と比較して約20倍の二酸化炭素の吸収量を誇ります。
その特徴を活かして、モリンガ植林を通し、より良い環境を未来に残す活動を
志を同じくする仲間と毎年行っています。
※シエスタも2017年より植樹にご協力させていただいています！
お客様に栄養価の高いモリンガをお届けしながら、
モリンガの植林で、より良い環境づくりを行っていく。
この2つの両輪を回しながら商品作りを行なっていることが、
私たちの大きなこだわりです。
「フィリピンの子供たちを助けたい」「モリンガを知ってもらいたい」という
信念でバイタリティー豊かに活動されている番匠さん。その行動力たるや！
ーこれまで走り続けてきた10年だと思うのですが、コロナ禍になり、変化はありましたか？
今まではお客様とお会いする事を大前提として、
お会いしやすい場所での仕事と暮らしをしてきました。
コロナ禍になって、お客様にお会いすることが難しい状況、今までと状況が逆になり、
より安全にそして持続的に経営・商品づくりをできる場所での
仕事と暮らしへと考えが変わりました。
具体的には、コロナを機に、会社と暮らしの拠点を大阪から熊本（私の故郷）に変え、
仕事ではオンラインを駆使した方法になり、
暮らし方は、田舎のゆっくりと流れる時間の中で、自然を楽しむ暮らしに大きく変わりました。
コロナをきっかけに、故郷に戻られた番匠さん。自然を楽しむ暮らしの中で、
またこれまでとは違ったアイデアも生まれるかもしれませんね！
ーシエスタで扱う食品の中でも、リピート率が高く、
人気アイテムとなっている「モリンガパウダー」ですが、
おすすめレシピなどあったら、ぜひ教えてください！
個人的に好みのレシピを紹介させて頂きますね。
まず、朝食におすすめのレシピ：モリンガトーストです。
朝にサクッと食べれる、少し甘めのトーストです。
朝のスタートに必要なエネルギーと栄養を簡単に取る事がてきて、
続けやすいレシピですよ。
材料：食パン 1枚
ココナッツオイル 小さじ2杯
蜂蜜／ココナッツシュガー／きび砂糖など 小さじ1杯
モリンガパウダー 小さじ１杯
（量はお好みで調整して頂けると幸いです）
作り方：1パンにココナッツオイルを塗ってトーストします
2焼き上がったトーストに蜂蜜やココナッツシュガーをかけ、
モリンガパウダーを好みの量 振りけます
次は、モリンガ万能ドレッシングです。
野菜スティック・サラダやお肉・お魚のムニエルに添える
ドレッシングとしておすすめのレシピです。
モリンガには旨味成分のイノシン酸が含まれていて、
お肉やお魚が含む別の旨味成分グルタミン酸と組み合わさることで、
さらに旨味が増すので、お肉・お魚との組み合わせもとてもおすすめです！
材料：オリーブオイル 大さじ3杯
塩 小さじ1杯
モリンガパウダー 小さじ1杯
（量はお好みで調整してくださいね）
作り方：全ての材料をしっかり混ぜ合わせたら完成です。
トーストやドレッシング、どちらも手軽にできておいしそう！
みなさんもぜひお試しを。
ー最後に、番匠さんにとっての「me time」はどんな時ですか？
私のme timeはヨガをしている時間です。
以前はランニングが趣味だったのですが、
コロナで外出が難しくなったのを機に、ヨガを始めました。
ヨガをしながら、呼吸の深さ、身体の動きを観察することで、
自分自身の心の状態や身体の状態をゆっくりと見る事ができて、
自分を大切にする時間になっています。
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「今日はいい天気だFARM」の松島さんも、朝の深呼吸が「me time」と
おっしゃってました。まさかの共通点！
パワフルに活動されているからこそ、ゆったりと自分を見つめる時間が
大切なのかもしれません。番匠さん、ありがとうございました。
ご自愛時間＝「me time」を支えるアイテムを生み出している3人の方に
お話を伺って感じたのは、みなさんのこだわりと情熱、「いいものを届けたい」という強い想い。
シエスタでもこれまで以上に、「これ、本当におすすめなんです！」とご紹介ができそうです。
お三方の「me time」も参考になさってくださいね。
おいしさにこだわった「天然の抗生物質」マヌカハニー、
心と体をすっきりとクリアにしてくれるホーリーバジルティー（2022新茶）、
栄養豊富で日々の元気を支えてくれるモリンガパウダー、
身体を内側から整えてくれるシエスタおすすめの3アイテム。
夏の疲れを感じ始める季節の変わり目、
自分を労わる「me time」にお役立てくださいね！
【特集】「あの人」のme time
１．「ハニーマークス」高松さん編
２．「今日はいい天気だFARM」松島さん編
３．「Girls, be Ambitious」番匠さん編
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