4/12から企画展後半がはじまる「春のkata kata展」。
今日はこれからの季節にぴったりの作品をご紹介したいと思います。
素敵なモチーフを作り出すkata kataさん。
手ぬぐいなど布小物以外にも、
高い技術を持つ職人さんとコラボしたアイテムも作っています。
今回の展示では、他のお店より先駆けて、
新作のアイテムをご紹介いただいています。
kata kataさんの型染めデザインを
江戸硝子の工房「廣田硝子」さんが、ガラスの上に描いた「ちょい飲みグラス」。
くじらとかもめの表情が、くすりと楽しい気分に。
潮吹きくじら、海を舞うかもめが描かれた「おてしょ皿」。
お醤油や薬味、バター、クッキー、おつまみ。
何をのせようか考えるのも楽しいお皿。
ちょいのみグラスと一緒にセッティングもかわいいですね。
そして、
夏の窓辺にぴったりの風鈴。
型を使わず空中でふくらます「宙吹き」技法でつくられる江戸風鈴は、
小さな熱いガラス玉を風鈴のかたちに膨らませてから絵付けまで、
すべてが職人の手作業!!
絵がはがれにくいよう、絵付けはすべて内側から行っているそう。
音色も鳴らしてお試しくださいね。
また先日のブログで扇子をご紹介しましたが、うちわもご用意しています。
かもめとくじらが描かれたうちわは、「房州うちわ」という種類。
竹の産地が安房(あわ)国(千葉南部)だったことから、房州うちわがはじまりました。
房州うちわの20以上の工程はすべて手作業。
日本の竹を使うつくり手は、今や房州では2軒のみとなってしまいました。
伝統工芸士の太田美津江さんはじめ、平均年齢80歳以上のつくり手が一柄一柄魂を込めてつくっているうちわです。
kata kataさんのデザインも素敵ですが、
うちわのつくりもすごいなぁと思います。
1本の竹を丁寧に割き、うちわへと仕立てられています。
「丸亀うちわ」も入荷しています。
風鈴とうちわ、エアコンの冷気を離れて自然の風を感じてみる。
季節の喜びを感じる道具も、ぜひご覧ください。
●春のkata kata展 @Siesta Labo.
2017年4月5日(水)-4月17日(月)
(4月11日は定休日です)
【春のkata kata展 紹介ブログ】
・春のkata kata展(2017年 4/5-4/17)
・カラフルな作品が揃いました
・少し先の夏を楽しむ道具
・スタッフのお気に入り-手ぬぐい編-
・スタッフのお気に入り-器・紙モノ編-
・手ぬぐいなど、新アイテム入荷しました!
・4月17日が展示最終日です。