12月23日まで(※)開催中の企画展『輝きのヒント-美しい笑顔になれる、暮らし方-』、本当にたくさんの方に足をお運びいただき、大変うれしく思っております。
ご来店くださいました皆様、ありがとうございます!
※12月17日(火)は定休日です。
雑誌『暮らしのおへそ』で紹介された素敵な作家さんたち8人が集う今回の企画展は、毎日の暮らしを楽しくしてくれるたくさんのアイテムが揃っています。
そして、先週末は、ライターの一田憲子さんのトークショーとワークショップ『おへそ塾』も開催しました!
ひとつ目のトークショーは『輝きのヒント』。一田憲子さんと、静岡県沼津市で雑貨店『hal』を営みながら、等身大のライフスタイルを綴ったエッセイ等を多数執筆されている後藤由紀子さんにお話しいただきました。
子育てがひと段落して、今はようやく自分の好きなことができるようになったという後藤さん。「一生懸命子育てを頑張ってきたからこそ、今はちょっとしたことでも心から楽しめている」というお話には、会場の皆様もうんうんと深く頷いている様子が印象的でした。
若いころは何でも頑張ってきちっとこなそうとして疲れてしまっていたのが、7分目で良いと思うようになってから、自分のペースで日々を楽しみながら過ごせるようになったこと。また、仕事をしながら子育てや家事もこなす女性としての、気持ちの持ち方や暮らし方について、具体的なエピソードを交えながらお話しくださいました。
13日、14日と2日間滞在いただいた後藤由紀子さん、ありがとうございました!
halさんのお洋服や雑貨、そして、後藤さんの書籍は引き続き会期終了まで販売しております。
▼参考
毎日を心地よく過ごすための工夫。hal後藤由紀子さんから届いたもの。
12月14日の夜は作家さんたちとGRISさんで懇親会。
ご一緒くださったのは、kuboぱんの久保輝美さん、カオリーヌ菓子店の狩野かおりさん、houttunynia-cordata/coromo-cya-yaの中臣美香さん、ライターの一田憲子さん、そして、ニセコの和菓子工房『松風』の渡邊麻里さん(12月22日に販売予定です)。この夜の濃~いお話の内容は、内輪であたためているだけでは勿体無いので、後日あらためてご紹介させていただきたいと思います。
また、私の他に写っているもう一人の男性は、今回のトークショー両日を撮影いただいたカメラマンの北川さんです。これから、トークショーの雰囲気をお伝えするイメージ動画を制作いただく予定です。かなり素敵な動画になると思います。公開にはもうしばらくお待ちください。
翌日の12月15日(日)に開催したふたつ目のトークショー『暮らしをゆたかにするヒント』は、カオリーヌ菓子店の狩野かおりさん、houttuniya-cordata/coromo-cya-yaの中臣美香さん、そして、ツケシバアヤコがお話させていただきました。
フリーライターとして活躍する一田さんは、様々な作家さんや素敵なライフスタイルを楽しんでいる著名な方々を取材する中で、何故かビジネスをしっかりされている方の話にとても興味を持つようになったそうです。
ビジネスというとちょっと敷居が高いと言う思いがあったのが、経営者やビジネスマンの話を伺う度に、自分の暮らしや仕事、生き方に活かせる目からウロコのヒントをたくさんもらえたと言います。そして、11人の社長に話を聞いた『暮らしをゆたかにするヒント』を分かりやすくまとめたのが、今回の3人も紹介されている著書『キッチンで読むビジネスのはなし』です。
この著書の内容に触れながら、自分の好きなことを続けるために大切なことをひとりひとりにお話いただきました。
自分の大好きなチーズを探求して単身パリに1年間留学をした狩野かおりさんは、それから3年後、再び渡仏し、バスク地方のあるバルで大人気メニューだったチーズケーキに出会いその美味しさに感動します。
企業デザイナーとしてアパレル業界を経験した中臣美香さんは、商業的なものづくりのスタイルに疲れてカフェでアルバイトしたことがきっかけでパティシエになり、改めて服づくりの楽しさを実感します。
人の役に立ちたいと化学の研究者を志していたツケシバアヤコは、肌の弱い自分のために作った石鹸で肌がキレイになったこと、アルバイト先でのカフェで楽しかった接客の経験から、将来は石鹸屋になるという夢を描きます。
それぞれの想いに導かれて、それぞれの道を歩きはじめた3人は、最初から何もかも上手く行ったわけではありません。
好きなこと、自分が心から大切だと思うことを続けるためには、そのことでたくさんの人の役に立ち、感謝されて、自分自身もやって良かったと実感できることが必要です。その感謝をお金というかたちで受け取れば、それが仕事になります。そして、そのお金がうまく循環する仕組みを作るとビジネスと呼ばれるようになります。
3者3様ではありましたが、それぞれの商品がたくさんのお客様に届くようになる背景には、誰かに喜んで欲しいという純粋な想いと、相手(お客様)の立場に立ってその人のことを徹底的に考える真摯な姿勢がありました。
やっぱり、ビジネスとは愛、なのですね…
一田さんの手にかかると、ちょっとした質問から、聴いている人を惹きつけて離さないような魅力的な話を引き出してくれます。
それが、具体的で、分かりやすくて、共感できて、心に残るのです。だから、「へぇ~、そうなんだ…」となって、つまり、それが『おへそ』ということなのかな?なんて思ってしまいます。
この『キッチンで読むビジネスのはなし』をはじめ、一田憲子さんの著書も企画展期間中に販売しています。
どの本も、日々の暮らしや仕事、生き方に関する目からウロコのヒントがとっても分かりやすく紹介されています。ぜひお手にとってご覧くださいね。
最後に、ワークショップ『おへそ塾』も開催しました。
この『おへそ塾』では、参加された方々が、一田さんの質問に答えながら、自分の『おへそ=暮らしを変える習慣』を見つけてシェアするという素晴らしい体験をすることができます。まさに、雑誌『暮らしのおへそ』の取材を受けた方々が体験するプロセスを、実際に体感できるワークショップです。
笑顔と笑い声、時おり「へえぇ~~~」というような歓声が沸くような、和やかで楽しい雰囲気の2時間。聴いている私も本当に参考になる話がたくさんありました。
この『おへそ塾』は、参加された後、日々の暮らしの中でじわじわと効いてくる…と言われるように、参加された皆様の暮らし方や生き方が徐々に変化されるそうです。
参加された方々の今後の変化を楽しみにしています。
▼参考
・『暮らしのおへそ』コラム(ツケシバアヤコの体験記/style store)
・札幌から帰って、梅を焼く(一田さんによる今回の『おへそ塾』のレポート)
トークショーとワークショップは終わりましたが、企画展は引き続き12月23日(月)まで開催中です。
欠品してしまった商品の追加納品もございますので、これからの期間も引き続きお楽しみください。
皆様のご来店、心よりお待ちしております!
★12月の企画展「輝きのヒント -美しい笑顔になれる、暮らし方-」★
〈開催期間〉
12月11日(水)~23日(月)11:00-19:00(17日は定休)
直営店シエスタラボ
〈着るもの・身につけるもの〉
hal(洋服と小物)
Houttuynia cordata(洋服)
グリュックントグーテ(靴下)
dansko(靴)
〈おいしいもの〉
カオリーヌ菓子店(バスクのチーズケーキ)
coromo-cya-ya(焼き菓子)
kuboぱん(ベーグルとシュトーレン)※14日のみ販売
松風(和菓子:クリスマスの和菓子を予定/写真はイメージです)※22日のみ販売
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