世代を超えた森づくり

こんにちは、ツケシバ(オット)です。
先日のシエスタ通信でもご紹介させていただきましたが、5月25日(日)に下川町の植樹に参加してまいりました。
Savon de Siestaでは、2006年から下川町の森林づくりに協力し、今年で7年目となりました。

下川町は札幌から約220km、高速道路を使うと車で3時間ほどの距離にあります。町が緑に覆われ、東京都と同じくらいの面積の90%以上が森林、4,000人ほどの小さな町ですが、美味しい特産物や元気な人々、ワクワクするような取り組みが多く、私たち夫妻も大好きなところです。
今回、札幌スタイル仲間のチエモクさんにお誘いいただき、チエモクさんが企画した植樹祭に参加してまいりました。前日は雨でしたが、当日は曇っていたものの雨は上がり、植樹にはちょうど良いお天気でした。
上の写真の、地面が見えている場所は、ちょうど50年前に植えた木を伐採した跡地。ここに、次の50年後のために新しい苗木を植えてきたのです。
下川町では1950年代から毎年数十ヘクタールの植樹を行い、60年目となった今年は、過去に植樹した木材を伐採して循環型森林経営が確立した記念すべき年でもありました。今回、その跡地に植樹できたことをとてもうれしく思いました。

2歳になった娘は、予想以上に張り切ってお手伝い。苗木を自分で選んで持ってきて、私と妻が耕した場所に、しっかり植えつけてくれました。
この木が50年後は、50〜70cmの太さで数十メートルの高さに成長し、立派な木材として伐採されるのを、彼女は自分の目で確かめることができると良いな、と思います。この世代を超えた植樹のバトンが、彼女の子供、孫へと引き継がれていけばと願っています。

今回植えた木が大きくなるまでには、下草の手入れや、間伐など、まだまだ人手をかけていかなければなりません。その費用を賄うためにも、下川町では、この間伐によってできた木材を使った製品の加工と販売を行っており、私たちも、トドマツ(もみの木)の間伐材から採取した精油とフローラルウォーターを使った製品をつくり、販売しています。そして、これら下川町産の原料を使った製品の売上の一部を森林づくりに役立ててもらうため町に寄付させていただきました。
対象製品は、白樺石鹸SALT DE SIESTA キレイモミの木のシャンプー&リンスRoom Fragrance 森の香りの4種類。これからも商品は増やしていければと考えています。
いずれも、私たちが守り育てている森林の恵みで生まれた商品です。まだ使われたことがない方は、よろしければどうぞお試しください。


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