「まつまえさくらプロジェクト」という試みがはじまりました。
北海道の南の先端。
松前町は北海道でも有数の桜の名所。
本州から桜を見に来られたことがある方も多いと思います。
そもそも北国の松前に桜が植えられるようになったのは、江戸時代にさかのぼるのです。
京都から輿入れした奥方たちが故郷を偲んで植えたもの。
今でこそ、京都まで飛行機でビューンと2時間。
でも当時はどれくらいかかったのでしょう？？
奥方様たちが松前に咲く桜に重ねた京都の風景を思うとなんだか切なくなっちゃいます。
（私だけかなぁ…）
また参勤交代という制度があった時代ですから、
藩主や家来たちが江戸からも桜を持ち帰って植えました。
だから松前には、伝説の名木から新種まで、約250種類、1万本ものさくらが揃いました。
2ヶ月もの間、色々な種類の桜が咲き乱れるそうなんです。
そんな美しい桜の景色を、
これからもずっとずっと残していこうというのが「まつまえさくらプロジェクト」（主催／サードワールド）
Savon de Siestaは、松前町の方が手摘みで丁寧に集めてくださった桜の葉から
香り成分を取り出して、石鹸をつくることで、このプロジェクトに参加させていただきました。
つまり…
去年から準備を重ねていた1年がかりの石鹸。
北国からの遅い春を、この石鹸に重ねてお届けしますね。
先月29日から発売をスタートした石鹸。
どうぞ良かったらお試しください。
またこの石鹸の売上げの一部は、
「松前町さくらと城のふるさと基金」へ寄付させていただきます。
この石鹸を使ってくださった皆さんと、一緒にさくらの景色を守って行けたら嬉しいです。
そして…
まだ行ったことのない松前町。
（写真集などできれいな桜の様子は見せていただいたのですが）
来年の桜の季節こそ、訪れて「こんな風景が広がっていましたよー」と私自身の言葉でみなさんにお伝えしたいな、と思っています。
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まつまえさくらせっけんは、松前町で5月18日まで開かれている松前桜まつり会場と、札幌市中央区にあるPIVOTの３F（PIVOT STYLE）でも販売しております。個数限定ですので、お早めにどうぞ！